新京食堂にて〔晃詳〕
2015年01月09日
実は前々から気になっているけど、
入ったことのないお店って、あるのだと思います。
豊川市内にある、タイトルのこのお店も、
私にとってはそのような存在だったのですが、
少しのきっかけもあり、思い切って入ってみました。
で、何が気になっていたかって、
もちろんその佇まいや、味そのものにもあるのですが、
最もということになると、実はその名前でした（笑）
なぜ「新京」食堂なのか、ということなのです。
そこで、「日替ランチ（５００円）」を食べ終わった後で、
お店の方に、さらりと聞いてみました。
「どうして、新京食堂という名前なんですかー？」
結論からいうと、
お店の方も、よく分からなかったんです（笑）
それだけ古くから、代をかえ、人をかえ、営まれているわけなんですね。
ただ、いちばん最初にお店の方が言ってくれた言葉は、
私の予想が必ずしも遠くなかったのではないかと、感じさせてくれたのでした。
「元々は、引き揚げてきた人が、この名前を大切にされていたらしくて。。」
そうなんです。
「新京」というのは、都市名と考えると、現在の中国・吉林省長春にあたります。
かつて存在した、満州国の首都であったところですね。
ああ、もしかしたら、そこから名前が来ているのかなぁって、
ずっと思ってたんです。
なので、ちょっとスッキリしました（笑）
少し話が変わりますが、
満州国も、また以前から気になってます。
もちろん私が生まれる前の頃のことですから、
残されたものからしか、知る由がないのですが。
何か、勢いというか、情熱というか、理想というか、
そういうものの高さを感じます。
～特急「あじあ」に使用されたパシナ型蒸気機関車。デカい！！！！！～
～満鉄（南満州鉄道株式会社）のポスター。伊藤順三氏・作～
深夜の精文館にて、こんな本も買ってしまいました。
 | 別冊歴史REAL満州帝国 (洋泉社MOOK 別冊歴史REAL) 新品価格 |
いつの日か行ってみたいなぁって、
そう思ってます。
【おまけ】
ところで、新京食堂さんの肝心のお味の方は。。
美味しかったです！！！！！（笑）
