思い出の日本シリーズ1989
2013年10月26日
いよいよ本日より、
今年のプロ野球日本シリーズが始まりますね。
ドラファンの皆さまには今年は申し訳ないのですが、
最も新しい球団である楽天と、最も歴史ある巨人との対戦ということで、
則本投手を、そして田中マー君をいかに打ち砕くか、
巨人のチーム関係者同様、心配をしているところです(笑)
でも、日本シリーズといえば。。
もちろん、幾多の名勝負がある訳なのですが、
私自身がとても印象に残っているシリーズ、そしてシーンがあるんですね。
それは、高校3年生のときのこと。
1989(平成元)年。
「巨人 対 近鉄」の日本シリーズでした。
「ピーン!」とくる方も、多いかもしれません。
そうです。
近鉄が3連勝して、
巨人が香田投手の好投でなんとか1つ勝って迎えた第5戦です。
その7回裏。
クロマティが敬遠されて、2アウト満塁。
ピッチャー、吉井(前、日本ハム投手コーチ)。
バッターは、ここまで14打席ノーヒットの、
原辰徳(現、巨人監督)。
2ストライクと追い込まれて、
その後、見送り、ファール、見送りからの、6球目!!!!!
~クリック!~
当時は、今よりも少しゆるやかな時代で、
日本シリーズは、デーゲームで行われており、
もちろん授業中である私たちは、ラジオとイヤホンを持ち込んで、こっそり聞いてました。
ちょうどその日は美術の時間で、
校内をスケッチするという理由をつけて、
私は武道場の前で、実況を(笑)
その瞬間、割れんばかりの大歓声で、
ラジオが聞こえなくなったのを覚えています。
ちょうど授業時間が終わり、校舎に戻ろうと歩き始めると、
きっと実況を見てたんでしょうね、
テレビのある教室の中で、高校生が飛び跳ねてる姿が見えました。
あれは、興奮しました。
巨人が王手をかけられていたこともあるでしょう。
そして何より、原選手が、
それまで打てずに、打てずに、いろいろ言われて、叩かれて、この試合も打てずに追い込まれて、
そこで満塁ホームランな訳ですから、
なんだか、「打たせてあげたい!!」「打ってほしい!!!」というみんなの想いが、
本当にひとつとなった中での、あの瞬間だったと思うのです。
(また、そういうところで打つんだ、原選手は!!!!!)
私は今でも、
東京ドームがいちばん盛り上がったのは、
あの時のあのシーンだと、信じています。
もう24年も前になるんですね。。
私の青春の、日本シリーズでもあった訳なのです。
さて、今年は、
どんなドラマが生まれるのでしょうか。
やっぱり、ドキドキしています。
【おまけ】
あの試合をもっと味わいたい方は、こちら。
(↑↑コメントと一緒に見ると、それはそれで結構面白いっす↑↑)
Posted by タイガーあきよし at 02:03
│ひとりごと