お祭り《本祭り》

2006年04月09日

  
お祭り2006.jpg
 
仕事を休んで、お祭りのために2日間だけ帰ってきた。
もう町内役員でも、もちろん青年でもないけれど、
とにかく出来る限りのことだけでもしようと思って帰ってきた。
思うところはあるかもしれない。でも同級生も町内の皆も、温かく迎えてくれた。
まずそれが嬉しかった。

じゃあ、俺に出来ることって…

ひとつは行列の先頭で、高張提灯を持つ子どもたちを仕切ること。
「はい、前へ出るよ~。」「止まるよ。」「はい、また前へ出で~」「止まって!!」…
今年も子どもたちは言うことをよく聞いてくれた。お祭りを通して、世代を超えた友情が生まれたような気がした。
(俺が動かなければいけないような、急な事態がおこらなくて良かった)

そしてもうひとつは、お祭りを盛り上げること!?
昨日とうって変わって天気が良かったこともあり、盛り上がらなければならない雰囲気がそこにあった。
そこで、「ごろん、ごろん、ごろ~ん」なんて言いながら、炸裂する花火の中に寝転がっていった《→良い子はマネを絶対にしないこと》
今年ばかりは、マジに鼓膜が破れたかと思った。
しばらく町内役員だったので出来なかった、大山車の前での「ワッショイ」も久しぶりにやった。体ごと空中に吹っ飛んだ。
自分で言うのもなんだけど、意外と今年の俺は頑張ったと思う…。

神事であるクライマックスの三ッ車を終えて、「逃げ」て会所に戻ってきたとき、俺も東京に戻るときだと知った。

初めてお祭りに関わったのは、2度目の受験を終えた19歳のとき。
「1年でやめるで」
そう公言しとりあえず入ったお祭りに、その後16年。
間違いなくお祭りが、私の人生の一部を作った。
だからこそ、これからも大切にしていきたい。大切にしなければならない。
  

  
  

Posted by タイガーあきよし at 23:58日記