連射
2007年03月25日
仕事を終え、少しフラフラしながら自宅に帰ったのが夜0時30分。
そしてそこで、自宅に入る鍵が、
日本橋・イトーピアに置いてきたコートのポケットの中にあったことに気付く。
それからイトーピアに鍵を取りにいく間は、
刺激と反応の間を開けるいわゆる「一時停止ボタン」を、まさに連射していた。
夜鳴きそば
2007年03月20日
夜も1時になろうとしていた。
自宅で目をこすりながら、日報を書いていた。
その時、こんな音が聞こえた。
すでにココイチでカレーを食べていた割には、決断は速かった。
「食べる!!!」
ジャージにスリッパのまま部屋を飛び出し、
チャルメラの音を頼りに遠ざかる屋台を走って追いかけ、
立喰いしたラーメン、600円。
初めての夜鳴きそば。
汁まですべて飲み干してしまった。
私が食べ終わると、屋台は親父に引っ張られ、
ゆっくりと夜の街に消えていった。
サプライズ
2007年03月18日
35歳の誕生日は、ファシリテーター養成研修第4講で迎えました(笑)
緊張した雰囲気の中で修了検定も修了式も無事に終え、
ホッとして礼をし研修を終了した直後、
本来なら参加者の皆さんにアンケートをお願いするだけのところで、
それはおこりました。
ある研修生がすっと立ち上がり、
「ちょっと待ってください。
終わる前に、今日はもうひとつお祝いしたいことがあります。
伊藤トレーナー、ハッピーバースディ!!! 」
そして、皆でお祝いの歌をうたってくれました…
全員合格をされた第4講で、私が研修生の皆さんのお祝いをすべきなのに、
逆にお祝いをされて、驚きそしてとまどって、
私が涙を流してしまいました。
本当にありがたいことだと思いました。
竜馬がゆく
2007年03月11日
東京に来て、何度自らのコントロールを失ったか、もう数え切れない。
何もする気がしない。部屋も散らかったまま、起き上がることもできない。
そんな休日。
なんとかTSUTAYAで借りてきたのは『竜馬がゆく』。
テレビ東京40周年記念番組とある。おそらく正月の時代劇スペシャルでやったものだろう。
その10時間分を、一気に観た。
笑われるかもしれないが、坂本竜馬ってすごいなぁって改めて素直に思った。
竜馬が死んだのは、32歳の彼の誕生日である。
(俺はもうすぐ35歳になろうとしている)
彼は長州・江戸・京・土佐・神戸を歩き回り、遂に薩長同盟をまとめあげた。
(今みたいに新幹線も車も携帯電話も無い時代に、である)
薩摩の西郷、長州の桂が結んだ同盟の後ろには、竜馬が朱書きでそれをしたためている。
(そんな彼は、ただの土佐脱藩浪人である。後ろ盾も何もない)
なぜ彼は、こんなに大きな人物になれたのだろう。
勝海舟の弟子になったことが竜馬を飛躍させたとは思うが…
でもよく考えてみると、
自分が斬りにいった相手の話を聞き、即座に弟子になることが出来るだろうか。
彼の行動力には、本当に驚かされる。
当時の竜馬に出来て、今の時代に生きる俺に出来ないはずがない。
しかし自分すらコントロール出来ない今のままでは、絶対にムリだ。彼のように行動することなんてとうてい出来ない。
そんなことを思って、DVDを見終わったあとでベットから起き出し、部屋の整理整頓と洗濯を行い始めた。
かつて国府の講師をしていた頃、ある教員の方が年賀状に書いてくれた言葉がある。
『タイガーがゆく』
もちろんただのギャグに過ぎないのだが…、そのギャグが今日は嬉しい。
俺はもう絶対に自分のコントロールを失わない。自分の舟のオールを手放さない。
ぺろり宇都宮
2007年03月04日
珍しく出張で、栃木・宇都宮へ。
そして宇都宮といえば…

やっぱり餃子!!!
(先日浜松との間で餃子日本一論争があったばかりだが、
実家が浜松に近いとはいえ、餃子は宇都宮でいいのではないかと思う。
浜松にはうなぎもあるんだもん)


知る人ぞしる通の店らしい、「正嗣」。
既に看板は出ていたが、ダメもとで入り口を開け「あれ、終わっちゃった? もう入れんの~??」って聞いたら、
なんと入れてもらえることに!!
ふと頭に浮かんだ言葉―
「正嗣」で焼餃子と水餃子をぺろりと2人前食べた後で、さらにもう1軒。
「みんみん」へ。
並んでいてすぐには入れない。お店の中も、すごい活気!!
餃子ビールを片手に、さらに各1人前をぺろり。
もうお腹いっぱい~!!!
たかが餃子、されど餃子。
私自身は上海と京都で食べてから、餃子に目覚めたのかもしれない。
おいしい餃子は、本当においしい。
餃子を食べにわざわざ宇都宮まで来る人もいると聞く。
でも彼らの気持ちが分かるような気がした。
【おまけ】
帰り道に乗ってしまいました。
高校生の頃に愛知でもCMで流れていた「東武特急スペーシア」。
今はもう古くなってしまった、80年代に考えられていた未来を感じる。
やった~!!
大切にしている日
2007年03月01日
この3月1日という日を、とても大切にしている。
今年もまた、研修を終えた後の夜行で豊川に帰り、
国府高校剣道部の卒業生に花束を贈り、前職でお世話になった方々にお会いし、お祭りの練習に参加をし、
そして東京に戻ってきた(笑)
かつては私もここから旅立った。
国府の剣道部があったから、今の私がある。そして今でも流星会を通して、高校生にお世話になっている。
感謝と激励の気持ちを込めて卒業生へ。
とはいえ在校生を介して渡しているため、卒業生は私からだということを知らない(それでいい)
キャプテンとの約束の時間に寝過ごしてしまい、慌てて国府に向かったのも、今年の思い出(→セ~フ!!)
塚越先生と1年ぶりの再会。
今年は皆で会うことが出来なかったので、ふたり「立志式」となった。
改築して出来た新たな教室も見せていただいた。
昔から塚越先生と会うととても大きな刺激を受ける。そして塚越先生は今も猛スピードで走り続けている。
素直に「負けたくない」と、そう思った。
青年には何も連絡せずに、夜の牛久保駅前でダシ持ち練習に来るのを待っていた。
例年通り、いつも通り、青年らは元気にやってきた。
昔の私の姿をそこに見ていた。
「貴宏、大きくなったね~」と言って、お互いに笑った。
もうお祭り本番まで来ないつもりだった。
でも出来ればもう1度、練習を見に来たい。
初心に返ることが出来た1日。私自身を思い出した1日。
そしてまた新たな気持ちで、今年度も頑張っていきたい。