原JAPAN
2008年10月29日
たとえそれが本意ではなかったにしろ、チャンスが回ってくる不思議な人っている。
その不思議な人のひとりが、
原監督であると思う。
かつて巨人軍の4番は、世界の王選手から原選手へと引き継がれた。
現役時代、チャンスには不思議と打順が回ってきた。
監督としても、ミスター長嶋監督から原監督へ。
低迷した巨人軍の今後の命運を託されての、現在が2度目の就任である。

世界は強い。それに対して日本はひとつになれていない。
今回の監督就任は、火中の栗を拾うようなものだ。
もしかしたら、うまくいかないかもしれない。
でもそこで名が挙がりそれを受諾する、そんな原が好きなのだ。
サードへの内野フライを打ち上げて、天を仰ぐ姿が美しいのだ。
かと思えば、とんでもないところでホームランを打って、
バットを放り投げ、両手を突き上げてベースを周る姿が格好いいのだ。
CSで3連敗して涙しても、次のCSで勝って涙すればいいのだ。
むしろ昨年があったからこそ、今年の勝利が嬉しいのだ。
どこかで、苦しんでいる自分とそれを乗り越えた自分を、原の姿に重ね合わせているのかもしれない。
結局のところ、私はただの原ファンである(笑)
原には愛があり、ドラマがある。
私は、いろいろ言われながらも、たまにビックリするような采配をしても、
なんだかんだ言って、やりきってしまうような気がする。
原とは、そういう男である。
【おまけ】
それにしても、(矛盾するようだが)
なぜ北京五輪で日本は敗れたか、その肝心な考察は未だにきちんとなされていないように思う。
星野監督への批判は、もはやただの「いじめ」である。
個人的には監督の采配云々よりも、少なくとも韓国と比較するならば、
ストライクゾーンを国際ルールに合わせ、シーズンを中断してまで臨んだ組織の敗退であったように考えている。
人情噺文七元結
2008年10月27日
以前にブログでも書いた「シネマ歌舞伎」を、東劇で観た。
『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』 という作品である。
一言でいうと、良かった…。
何が良かったのだろう??
ひとつは、あらすじである。
この話は落語の古典から来ている。作られたのは、明治時代だ。
すでに名作中の名作である。
(この話の主人公・長兵衛の行動は、私ならばおそらく出来ない。だからこそ、憧れる)
ふたつは、役者である。
中村勘三郎さんはすごい。
彼の表情や声、仕草、体の動きに、まさに釘付けになる。
すごいのは勘三郎さんだけでない。彼を取り巻く役者さんも。
本当にいい味を出している。みな男性であるにもかかわらず。
みっつは、監督である。
山田洋次さん。
この人は、日本人の心を知っている。
笑わせどころを知っている。泣かせどころを知っている。
最後に、映像である。
キャメラはSONYである(笑) 美しい。
歌舞伎というのは、私には縁遠いものだと思っていたが、
なかなかどうしてこんなにも面白いものだとは思わなかった。
そのことに気づかせてくれるのが、この『シネマ歌舞伎』の魅力である。
次の作品は年末に公開となる『連獅子』。
絶対に観にいくと、決めている。
悔し涙、うれし涙
2008年10月26日
行きたいところがあった。
すでに途中までの電車しかなく、茗荷谷駅で下りたのが、0時30分。
それから30分くらい歩いただろうか。
目の前に巨大な卵が現れた。
今日、クライマックスシリーズ(CS)第4戦で巨人が中日を降し、
CSの優勝と、日本シリーズへの進出を決めた。
昨年は、同じCSで中日に3連敗し、
5年ぶりのリーグ優勝の喜びも、銀座パレードも、選手の優勝旅行も、原監督への評価も、
全てが吹き飛んでしまった。
今年も、それが繰り返されないか不安だった。
中日が第1ステージを勝ち上がってきたとき、初戦で巨人が敗れたとき、
本当に嫌な思いがした。
仕事後に、ドキドキしながら携帯でニュースを見る毎日が続いた。
でも、今日それをついに乗り越えることが出来た!!
あれから1年、逆境から這い上がり、
巨人は強いチームに、良いチームになったと思った。
嬉しかった。
~胴上げのグラウンドをちらり~
でもやはり一番嬉しかったのは、原監督だろう。
選手を愛し、愛される、素晴らしい監督であると思う。
帰宅をし、
第3戦でのダブルスチールも、クルーンの交代も山口・東野の好投も、
今日のラミレスの決勝ホームランも、胴上げも、
「ジャイアンツ・ストリーム」で観た。
私が求めているものは
2008年10月24日
「おじいじゃんと同じ大学の法学部に行きたい」と面談で語った彼女が、
自己推薦入試を受けたいと言ってきたのは、5月のことだったと思う。
1次選考は、800字の自己アピールと1600字程度の小論文。
2次は、10000字程度の論文。
「やってみるのはいいと思うけど、それに頼りすぎちゃあいかんよ」
と言って、取りあえず始めた対策。
1次を合格してからが苦しかった。
私自身、それだけの文字数の論文を書いたのは、実は大学の卒論だけである。
だから私だけではなく、
学校の先生や、塾の同じ国語の先生の力を借りて、アドヴァイスを送った。
本当にすごいのは、彼女だ。
自分で内容を考えて、
それだけの文字数をちゃんと書いてきた。
推敲を重ね、本当に苦労して書き上げ、なんとか期限に送ることが出来た。
その後の面接を経て、今日が合格発表である。
「先生~、合格した~!!!」
私の方が、教えられた。
「挑戦してみることの大切さ」
彼女の挑戦から、全ては始まった。
何事もやってみないと分からないものである。
そして、合格を教えてくれたときの彼女の笑顔から。
「私が求めているものは、この笑顔だ」
私は、結局は、周りの人が夢をかなえた時の笑顔を見続けたいだけなのだ。
その笑顔を、支えてあげたいだけなのだ。
【おまけ】
私が伝えたことは、かつて相田さんに教えてもらったロジックのみである。
「こうなんだ」
「なぜならば」
「例えば」
「もし逆ならば…」
「するとどうなる?」
「だからこうなんだ」
相田さん、本当にありがとうございます。
TWT
2008年10月22日
世の中に様々なメディアが存在するなかで、
このキーワードを取り上げるのは、おそらく私が初めてではないかと思う。
しかし今後近いうちに、豊橋・豊川エリアで話題の場所になるはずである。
キーワードは、『TWT(豊橋ワンダーテーブル)』―。
泰輔が、豊橋は二川に創った、新しいスタイルの料理教室である。
私も妻と一緒に行きたいな~。
でも私はきっと自分では料理をせず、
妻が教えてもらっている姿を見ながら、隣のソファでペチャクチャ話しかけてるだけなんだろうなぁ…(笑)
市電うどん
2008年10月19日
『市電うどん』といっても、豊橋の市電と何ら関係がある訳もなく…
剣道チーム「流星会」のメンバーが、ある演劇のパンフレットを送ってくれた。
その演劇の名を『市電うどん~ハマのメリー伝説~』という。
彼女の名は、パンフでは出演の欄に書かれているが、
実際はいま力を入れている大道具や衣装等の舞台美術を行っていくのだと聞いた。
つまり彼女の作品が、演劇を彩るということになる。
同じ剣道部で、同じ武道場で過ごしたみんなが、
それぞれの夢を抱いて、
それぞれの場で頑張ってるんだなって、そう思う。
俺も頑張らなくちゃね。
おそらく公演日のいずれかは時間が取れると思うので、
横浜で観てこようと思ってます。
ちなみに「ハマのメリー伝説」といっても、本人と何ら関係がある訳もなく…(笑)
広報とよかわ
2008年10月15日
友人が「10月の特集はすごいよ~!!」と言っていた、
その『広報とよかわ』を東京まで送ってくれた。
それにしても、どこかで見たことある人ばかり…(笑)
ここで会えるのが、嬉しいね。
~会長です~
~青春スマイルくん~
~お~、ここにも!~
私自身かつて「社内報」作成に携わったことがあるけれど、
定期的に新聞を作り上げるのって、本当大変なんだよね。
でも多くの人を結びつける、素敵な仕事だと思います。
Keep on believing.
2008年10月12日
『手紙~拝啓 十五の君へ~』
共感できた部分があり、
ケータイにもダウンロードしてしまって、何度も何度も聴いた。
15歳の僕が、未来の自分に宛てて悩みを打ち明ける手紙を書く。
それに対して、未来の自分が僕に手紙を書いていく。
そのお互いの手紙の内容を詩にした歌である。
私なら15歳の俺に何を伝えるのだろう?
「大人も、捨てたものじゃないぞ」
こんな言葉なのだろうか。
きっとそのようなことを、
私は授業の中で、高校生に送っているのだろう。
それにしても、この歌に励まされるのはなぜだろう?
未来の自分の言葉が、既に大人になった私のこころに響くのだ。
「大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている」
「人生のすべてに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on believing. Keep on believing. Keep on believing. 」
「負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの」
歌の最後のフレーズが、とても奥深いと思う。
これは15歳の僕からの手紙の内容だと考えられるが、
先の手紙を書いた未来の自分は、果たしてどうなのだろうか??
メークレジェンド
2008年10月10日
授業を終えて暫くしたころ、
今日の試合に、巨人が勝利し阪神が敗れたことが耳に入った。
巨人のセ・リーグ2連覇達成である!!
昨年クライマックスシリーズで敗退をし、
今年は大型補強したものの開幕5連敗、その後もなかなか5割にすら届かず、阪神が独走し、
私自身「優勝」を口にはしていたものの、正直「今年は無理かな…」と思ってた。
ブログにさえも、この時期の巨人のことを書いていない。
でもチームはあきらめていなかった。。
主力が相次ぎ故障をしたときには、クサらなかった若手がその代わりを担った。
その結果、彼ら若手が台頭をしていった。
そして、あの10・8を含む阪神との決戦の中て、
戻ってきた主力と成長した若手の力が、ひとつになったのを見た。
巨人が昨年より強くなったことを確信した。
勝てなかった時が、ひと回り強いチームを作ったのだと思った。
巨人の勝因は、その強大な戦力にあるとされることがある。
それは否定しない。
しかし戦力があれば勝てるかというと、必ずしもそうとは限らない。
結局はそれを率いた人によるのだ。
私はやはり、原監督の存在によるところが大きいと考えている。
それにしても優勝は、ファンとしては素直にうれしい~☆☆
でも明日は朝から仕事なので、祝杯はもう少し後にとっておきます。
次はクライマックスシリーズ!?
もちろん勝てればいいし、勝ちたいけれど、
これだけのペナントレースで優勝できれば、もうそれで充分な気もどこかでしている。
【おまけ】
~お誕生日もおめでとう!~
代ゼミデータリサーチ
2008年10月09日
1冊で、
ほぼ全ての大学の入試科目・配点そして試験日まで分かるという、
これはスグレモノである。
しかも持ち運びに便利なコンパクトサイズ~(笑)
早速手にとって、ページをめくってみた。
中には広告も。
代ゼミのものが多いのは、「代ゼミデータリサーチ」であるから当たり前ともいえる。
見終わったあとに、衝撃があった。
我が母校との再会である!!!
東京へ来て4年目になるが、未だに同じ大学の卒業生と出会ったことがない。
母校の名前を聞くこともない。
それが、ここで会えるとは思わなかった。
「愛大、頑張ってるじゃん!!」
何を頑張ってるのかはよく分からないけど(笑)、
とにかく嬉しかったし、励まされた。
いつまで経っても、母校は母校である。
母校は特別である。
Sony meets KABUKI.
2008年10月07日
お休みの日の仕事を終えて、
久しぶりに銀座へ行こうと思った。
ソニービルで、ある企画展が行われていることを知っていたからである。
その企画を、「シネマ歌舞伎」という。
最近は、映画では『レッドクリフ』が気になっていたのだが、
その前に、この「シネマ歌舞伎」を東劇に観にいきたいと思った。
上のリンクから、ムービーをぜひ見てほしい。
中村勘三郎さん(←この人もすごい人だと思う)を観てみたい。
しかも監督は、あの山田洋次さんである。
それだけで、この作品の美しさと面白さが目に浮かぶようではないか。
言葉は適切でないかもしれないが、
「ソニーという企業は、文化を創っている」
と、そう思った。
このような企業は、素敵だと思う。
ただ私がソニービルに着いたのは、19時30分。
メインのイベントは、結局見られなかったんですけどね…(苦笑)
~山田洋次監督作品です~
社長 奥山修
2008年10月05日
かつて同じチームで仕事をした、
「おっくん」こと奥山さんと再会をした。
前に倉敷で会ったときから 早や1年が経ち、
おっくんは、今はある会社の社長という立場である。
でも俺にとっては、おっくんはもちろんおっくんで、
おいしいお酒と食事を前に、
いろいろな話を楽しんだ。
お互いの近況、かつての仕事の話から、
携帯、ソニー、清原、原、
「ポニョ」、「千と千尋」、宮崎駿、時計、財布、親、etc…
話をしていくなかで、
そこには共通点があるのではないかという話になった。
詳しくは書かないが、
我々の結論は「愛」と「想い」と「姿勢」というところに落ち着いた。
実は、最近は生徒にも言っていない言葉がある。
「『あきよし』の『あ』は、『あつい』の『あ』」―。
でもそうだね、確かに、
『あつく』なければ、『あきよし』ではないのかもしれないね…。
いつの間にか、またおっくんに励まされていた。
あの時と同じように。
おっくん、今日はありがとう。
今夜放映
2008年10月02日
以前にブログでも紹介をした『夢をかなえるゾウ』のドラマが、
いよいよ今夜放映されますね。
得意のブラビアで録画をして(笑)、見てみようと思います。
どんな風になるんだろう。
少しこわいけど、楽しみ~☆☆