卒業式?
2007年08月31日
社内のネット接続の解除も、社員カードの返却も、全ての手続きを終えて、
入社以来最も多くの時を過ごしたイトーピアのトレーナー控室で、
今日の研修が終わるのを待っていた。
最終退館となる22時までの間、ただそこにチームの皆といられれば、それで良かった。
今思えば、
全て私のために準備をしていてくれたのだと思う。
研修生の方が帰ったあと、
「今日の反省会は、第1研修室でやりましょう」ということになり、
「伊藤さんも、もう部外者ですがどうぞ~」と呼ばれ、
部屋に入ったそのとき、
研修室は、第4講修了検定を行わんばかりのセッテイングになっていた。
しかもそこには研修チームの皆だけでなく、信じられない顔ぶれが。。。
そして遠間トレーナーの進行のもと、
修了検定と同じように私の「想いのプレゼン」を行い、
相田さんの合否発表を経て、私の卒業式をしていただいた。
ラストスライドは決して思うように動かなかったが(笑)、
何より皆が忙しい中でこれだけの時間を割いて集まってくださったこと、準備をしてくださったことが、
申し訳なくて、でも嬉しかった。
走り続けたこの2年と3ヶ月で学んだことは、あまりにも多くて、
とてもひとことふたことで、言えるものではない。
しかしその中でも、
「論理的に考える」ことが出来るようになったことと、
お互いに厳しいことを言い合えるこの素晴らしい仲間と出会えたことが、
とても大きかったと考えている。
私自身が考えていた物事の可能性を、さらに広げることが出来た。
今日の卒業式を経て、明日からがまた新たなスタート!!
ベンチャーリンクグループで得た誇りと、仲間と多くのファシリテーターの笑顔を胸に、
私は走り続けていく。

~平井さんは入院中です(笑)~
最後の研修
2007年08月25日
「伊藤さん、今日で研修に入るの最後なんだよね」
朝、先輩トレーナーに言われて気付きました。
とはいえ、あまり実感がないまま、
いつもどおりデモを行い、検定を担当し、研修生の方々にフィードバックをし、面談を行いました。
私は今後、役割を持って研修に入ることはなくなります。
そしてファシリテーターの皆さん・研修生の皆さんには、突然のお知らせになってしまいますが、
私はこの8月でFCエデュケーション(ベンチャーリンクグループ)を退職いたします。
9月からは、現場にて高校生の日本史を担当していくことになります。
トレーナーとして研修を行い続けた2年間、本当に怒涛の2年間でした。
何度心が折れそうになったか分かりません。
それでも研修生の皆さんに助けられて、自分で決めた約束を守ることが出来ました。
不思議なことに離れることを決めた年明けから、仕事もうまくいくようになりました。
研修において、2年間ほとんどの体験授業等のデモンストレーションを担当させていただくことが出来、私は幸せでした。
ずっと「授業の持つ可能性」を研修生の方にお伝えしたいと思っていました。
最初は課題を伝えることしか出来なかった分科会も、対策まで考察しフィードバックをすることができるようになりました。
そして研修を通して、研修生の皆さんに、何か少しでも気付きや変化へのきっかけを得ていただくことが出来たら良かったと思っています。
今後のことに関して、ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
今まで本当にありがとうございました。
私の最後のデモは、体験授業でもプレゼンスキルでもなく、
「自己紹介」のデモとなりました。
「あきよしの『あ』は、あついの『あ』! なめてかかるとやけどするぜ~。」
とても不思議な感じがしました。
熱く語る
2007年08月23日
9月より、私が現在担当している大島校の授業を交替することになり、
その引き継ぎを行った。
その中で新たな担当者から、
「伊藤さんの、子どもに響く授業を行うポイントは何ですか?」と聞かれ、
「なんだろう?」って少し考え、
「『7つの習慣』がすごく大切だと、自分の経験と照らし合わせて強く言い切れることだ」と答えた。
その後、今日の授業の中で「主体性を発揮する」ということを子どもたちに伝えた。
私は自らの実体験も含め、本当にこの第1の習慣の大切さを感じている。
だから「刺激と反応の間にスペースを空け、反応を選択すること。そしてその反応に対して責任を持つこと」がいかに大切なのかを、彼らに語った。
授業を受けたある生徒のコメントである。
「今日は刺激と反応についての話を先生が熱く語ってくれたので、
それだけ大切さが分かりました。
私はすぐに言い返しちゃうので、今日のことに注意していきたい。」
もちろん話の内容は大事。
しかし、それがどれだけ大切なのかを言い切ることが出来るか(そう思っているか?)
そしてFTが熱く語ることが出来るか(本当に子どものためを考えているか?)が、もっと大事である。
その心が、子どもたちを動かすのだと思う。
勉強へのチャレンジも、全く同じである。
新幹線の中で
2007年08月22日
大阪での学校の先生方への研修(第2講)を終え、
研修チームの皆と、東京へ戻る。
納得のいく研修を行うことが出来たこと。
そして朝から晩まで、仕事は勿論、ホテルも食事もほとんどチームで同じだった3日間。
新幹線の中で、少しのビールとHORAIの肉まんを頬張りながら、
「チームで一丸となって仕事をするのは、いいなぁ」
と、素に思いました。
でも美味しかったなぁ、大阪! 良い街です!! (←あれ??)
似合わない街
2007年08月19日
夏休み明けとなる明日からは地方での研修となるため、前日の移動。
何故か、私には似合わない街だと思うなぁ。
大阪―。
それにしても、あっという間の夏休みだった。
確かにだらだらと過ごしてしまったが、
普段なかなかそのだらだらすることが出来ない分、良いメリハリになったと思っている。
夏だ! プールだ!!
2007年08月18日
ということで、
お昼に蒲郡市民プールへ行ってきました!!!
本当は私のお気に入りは豊橋市民プールなのですが、あいにく今年は改修中…。
とはいえ、地元・豊川だと知ってる人に会いそうなので、
それで蒲郡へという選択。
(なんだか長い言い訳をしてるみたいです。笑)
久しぶりの蒲郡市民プール。
中学2年か3年の頃、
蒲郡市民体育館での剣道(確か段審査だったと思う)を終えた後、
部活の仲間と帰りにこの市民プールに来たことがある。
あの頃の我々にとっては、まさに「小さな週末の冒険」!!
しかもその時に海パンを持っていなかった俺は、
なんと海パンに似ていた当時の体操服の短パンをはいて、プールに入ったのだ!!!
すごくドキドキした。
そして当時の豊川にはなかった、プール内の売店や流水プール、そして人工波に興奮した…。
海に浮かぶ大島や竹島を臨みながら、当時と変わらぬプールに浸かり、
そんなことを思い出したのでした。
【おまけ】
後から聞くと、幸田町民プールが結構いいらしいですね。
今度帰った際に狙ってみたいと思います。
OB会の日に想う2007
2007年08月12日
毎年恒例の国府高校剣道部OB会への参加を楽しみにしている。
でも今年は同級生のしみはんや辻と一緒でなかったせいか、
OB会そのものについて、考えることが多かった。
OB会においてもやはり課題はあるのだと思う。
会の目的を「国府高校剣道部の伝統の継承」であるとするならば、
私はそれを決して充分には達成できていないようにも感じた。
そのような中で、総会において袴田先輩より指名をいただき、
来年度より私が事務局を担当させていただくことになった。
事務局の大きな役割のひとつが、このOB会の運営と進行である。
現在地元を離れている私にとっては、不都合な点も多いと思うが、
だからこそチャレンジをしていきたいと考えている。
上記の課題への対策は、私の中には既にある。
多くの方の力をお借りして、今後もより素晴らしいOB会を実施していけたら良いと思う。
銀ブラ
2007年08月11日
今年も浅草観音温泉に浸かり、夏休みが始まった。
昼過ぎから『ALWAYS~三丁目の夕日』のDVDを観て、その後銀座へ。
久しぶりの銀座。
そして街の人々の服装や、商品、雰囲気に、とても多くの刺激を受けた。
私は休日もつい浅草で過ごしてしまうことが多いが、
積極的に銀座などいろいろな街を歩くことが必要なのだと思った。
多くの刺激を受けるからこそ、そこから感じたり考えたりすることもあるだろう。
それにしても、今日直接見たダイヤモンドはとても綺麗だったなぁ。
決して大げさではなくて、その美しさに本当に魂を奪われた。
運命の悪戯
2007年08月10日
夏休み前の仕事を終えた帰り道、
少しだけ酔って浅草・国際通りを歩いていた。
ステーキハウス松波の前を過ぎようとしたその時、
お店から出てきたらしいある男性に声をかけられた。
「あれ、伊藤くんだよね…」
確かに、私は伊藤である(笑)
そういう貴方は?
最初はファシリテーターの方なのかと思ったが、
でもファシリテーターの皆さんは、私を「伊藤くん」とは呼ばない。
会社の上長かとも思ったが、知る顔ではない。
とはいえ、確かに見たことのあるどこか人懐っこいその笑顔。
分かった時に、驚いた!!!
それは私が豊橋西高校の剣道部顧問だった頃、他校で同じく顧問をされていた●●先生だった。
先日の豊橋大会の時に会場でお会いし、お互いに挨拶を交わしていた。
聞けば先生は江戸文化が好きで、年に1度はこうして浅草に来られるのだとのこと。
それにしても、まさかこんなところで、このタイミングで再会するなんて…。
少し立ち話をして別れたあと、それでもこの偶然を信じられなくて、
そして運命の悪戯に感謝した。
先生、また絶対に飲みに行きましょうね!!
素直な子は伸びる
2007年08月09日
かつて勤務していた塾のある教室に、このような掲示物があったのを覚えている。
「素直な子は伸びる」
しかし当時、私は正直にいうと、どこかで「そんなことはない」と思っていた。
もちろん持っていたのは「伸びるのは、能力がある子だ」というパラダイムである。
でも今は違う。
FT研修を通して、大島校での授業を通して、あるいは日々の業務を通して、
「素直である」ことの重要性を痛感している。
例えば、今日の授業で生徒が書いてくれた感想シートのコメント。
「先のことを考えてから、予定をたてていくのは、将来大切なことだと思った。」
「自分は時間の使い方がうまくないので、スケジュールをたてていき、これから時間の使い方をうまくしていきたいと思った。」
「20年後の自分はあまり想像していなかったけれど、今日の授業をきっかけに自分の考えている将来を現実のものにしようと思った」
当たり前だが、まずは素直に話を聞くことが出来てなければ、何も感じることがない。
そして、
彼らが素直に感じたことを実際に行動に移していけるまでサポートしていくのが、FTの役割なのだと思う。
そして彼らを「素直にさせる」行為が、躾なのだと思う。
チイサナコト
2007年08月06日
日本橋での仕事の帰りに、立ち寄ることの多い「なか卯」
たまったカードも4枚になり、いつしかオリジナルTシャツを狙ってた。
ところが、今夜お店に行ったら…
しかも昨日でキャンペーン終了。
ただの紙屑となってしまいました…
自分との約束を守る
2007年08月01日
今日より8月―。
上司にお願いをしたレビューで、
先月達成出来なかった目標について厳しい指摘を受けた。
もちろん出来た目標もある。だからここまで言われるとは、思っていなかった。
「結局、自己マネジメントが出来ていないんじゃないの?」
「仕事は、成果を出すために努力をするんだよ。努力の方向性が違うんじゃないの??」
「自分で決めた自分との約束が、守れなくてもいいの!?」
その言葉が胸に響いた。
確かにその通りだ。
私は自らの振り返りでもあげたが、先月中旬に自分自身のコントロールを失った。
その時は間違いなく、終わり(=自らの目標)を考えてから仕事が出来ていなかった。
それに「自分との約束を守る」というのは、私の理念ではないか…。
自己マネジメントを徹底することで、今月の目標を絶対に達成する。
そう私自身と上司に約束をした。
相田さん、ありがとうございました。