素直な子は伸びる
2007年08月09日
かつて勤務していた塾のある教室に、このような掲示物があったのを覚えている。
「素直な子は伸びる」
しかし当時、私は正直にいうと、どこかで「そんなことはない」と思っていた。
もちろん持っていたのは「伸びるのは、能力がある子だ」というパラダイムである。
でも今は違う。
FT研修を通して、大島校での授業を通して、あるいは日々の業務を通して、
「素直である」ことの重要性を痛感している。
例えば、今日の授業で生徒が書いてくれた感想シートのコメント。
「先のことを考えてから、予定をたてていくのは、将来大切なことだと思った。」
「自分は時間の使い方がうまくないので、スケジュールをたてていき、これから時間の使い方をうまくしていきたいと思った。」
「20年後の自分はあまり想像していなかったけれど、今日の授業をきっかけに自分の考えている将来を現実のものにしようと思った」
当たり前だが、まずは素直に話を聞くことが出来てなければ、何も感じることがない。
そして、
彼らが素直に感じたことを実際に行動に移していけるまでサポートしていくのが、FTの役割なのだと思う。
そして彼らを「素直にさせる」行為が、躾なのだと思う。
Posted by タイガーあきよし at 23:58
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