『レ・ミゼラブル』
2013年01月29日
朝、本宮山に登ったその夜に、
観てきました。
ヴィクトル・ユゴーの小説を原作とした、ミュージカルの映画化。
妹の子のために1本のパンを盗み、
19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・バルジャンの、
その後の生涯を描く。
映像も、そして何より音楽も、
美しい映画だった。
3時間近くが流れるように過ぎていった。
いろいろなものが、絡み合っていることを感じた。
徒刑囚と警察官。
労働者と資本家。
貧者と富者。
盗む者と盗まれる者。
愛した者と愛された者。
若者と歳を重ねた者。
立ち上がった者と傍観者。
体制側と反体制側。
死んだ者と生き残った者。
それは、
どちらが正しいとか、正しくないとかではなく、
それぞれに正義があり、
立場は時に移り変わり、
その様は、とても悲しく、
とても儚い。
それであっても、
だからこそ、この世は美しいのだと、
私は思った。
そんな人の世に対して、
絶対的なものが、
おそらく西洋の「神」の存在だ。
だから本当のところでは、
私はこの映画が、理解できていないのだと思う。
ちなみに、
「レ・ミゼラブル」とは「悲惨な人々」という意味であり、
小説『レ・ミゼラブル』の邦題は、黒岩涙香による『噫無情(あゝ無情)』である。
見事な訳である。
【タイガージャッジ】
★★★★★(5点満点中、満点!!)
※あくまでも私の評価です。

タグ :映画
山に登る
2013年01月28日
「山に登る」なんてことは、
この歳になるまで、あまり考えたこともなかったが、
それでも地元の本宮山くらいは登っておきたいという気持ちと、
最近体も動かしてなかったので、運動になればという安易な気持ちで、
やってみようと思った。
とはいえ、本当に初めてだったので、
普段からよく本宮山に登られているお祭りの先輩にお願いし、
ご一緒させていただくことにした。
日曜日の、朝7時に待ち合わせ。
歩き始めてすぐに、
私が服を着過ぎていること、
そしてジーパンだと足が思うように上がらず登りづらいことに、気がついた。
途中、展望台で休んで、
2時間近く歩いたのだろうか。
端的に言うと、
登っているときは、きつかった。。
それでも、
砥鹿神社の奥宮に、そして山頂に辿り着いたときは、
今までのきつさが、無かったかのように、
気持ちよかった。
~「やりましたー!!!」(笑)~
山の上からは、富士山も。
~クリック!~
山から下りるときは、
のぼりほどではなかったけれど、
それはそれで、またきつくて、
でも、下におりきった時には、
ひととおり登り終えたという、達成感があった。
道中がつらくても、
この気持ちよさや達成感があれば、
途中のつらさを忘れてしまうし、
それを求めて、頑張れるのかもしれない。
また近いうちに本宮山に登ってみたいなぁ。
なーんて考えている、私がいます(笑)
それにしても、こんな素人な私が、
今回諦めずに登って帰ってくることが出来たのも、
一緒に行って、いろいろ教えてくれたり励ましてくれた、
先輩のおかげだと思う。
「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」、である。
タグ :山
夢中になること
2013年01月25日
この2日間、
ハマったものがあった。
自分の時間があると、それをやり続けた。
いま最も勢いがある「LINE」の、パズルゲーム「LINE POP」を、だ。
(今さら?という声が、聞こえてきそうである。苦笑)
とても良く出来ているゲームだと思う。
基本、3つの同じ種類のキャラクターをそろえて消していくという、分かりやすいパズル。
~かわいらしい~
それに加えて、ある状態になると、
フィーバーのように、次々に消えたり、
2種類だけのものになったり、
それに合わせて、みるみる得点も上がったりして、
とにかく興奮する(笑)
また、「そろそろやめなきゃ」と思ったころに、
高得点が出たり、
次のレベルまで、あとわずかのポイントになったり、
同じく「LINE POP」仲間の得点を超えたり、
小さなチャレンジを絶やさず、続けられる仕組みに溢れてる。
(まぁ最も良く出来てるのは、アイテムを購入できる課金システムだが。笑)
スマホのゲームにハマる気持ちが、本当によく分かった。
で、自分のこと。
ハマりやすい、夢中になりやすい、性格だと思う。
それでいて、パズルゲームはあまり得意ではないので(笑)
得意でないものにハマる危険を回避するというか、
今まで、「テトリス」も「ぷよぷよ」もやらずに来たのは、そういうことだ。
そして、夢中になると、
とても集中できるのも、また私だ。
そんな集中している状態の、どこかハイになっている自分も好きだ。
何が言いたいか?
夢中になるのは素敵だけれど、
「LINE POP」に夢中になっている私自身は嫌いだということ。
もっとほかに、夢中になるべきものがあるのではないかということ。
そう思って、
2日間やり続けた、
そして本当のことを言うと、まだまだやりたい「LINE POP」を、
アンインストールしました。
自分の人生に、もっと夢中になれたらと、
そう思ってます。
【おまけ】
それにしても、
妻に「やってみりん」と言ったら、
いきなり私の最高得点を超えられた時は、ショックだったなぁ(笑)
「声」(2013年1月)
2013年01月22日
先週末に、
無事に今月の「タイガーの『ほけんの授業』」を終えました。
改めまして、参加いただいた皆さま、
ありがとうございました。
さて、「ほけんの授業」を終えた後に、
皆さまに書いていただいているアンケートですが。
実は私、しばらくの間、持ちっぱなしにしてしまいました。。
(すみませんっ!!)
そこで、先月の方の分も含めて、皆さまの「声」をここに公開します!!!
※一部の方のものになります。ご了承ください。原文まま。
◆ ◆
保険アレルギーが消えてきました(笑)
(30代男性)
とても満足。
おもしろかったです。
(30代男性)
図が分かりやすかったです。
話もおもしろかったです。
貯金は三角、保険は四角は覚えました。
(40代女性)
難しいと思っていた保険のしくみが、とてもよく理解できて、
今後の参考になりました。
(30代女性)
前回の復習も兼ねて、ゆっくり教えて頂けたので、分かりやすかったです。
(30代女性)
保険の3つの型がよく分かり、自分が今どんな保険に加入しているかが分かった。
(30代女性)
火災保険の具体的な補償が理解できて良かったです。
火災保険と地震保険の保険内容の違いなど、
今まで何となくしか分からなかった部分が、はっきり理解できました。
(30代女性)
ていねいに教えていただきました。
初心者にもわかりやすかった。
(30代男性)
日頃見落としがちな項目が理解できました。
保険を使う時のイメージが出来ました。(使わずにいたいけど。。)
(30代男性)
頑張ってください。次回、生保編で。
(40代男性)
やっぱり参加して良かったです。
(30代女性)
◆ ◆

皆さまからいただいた声を励みに、
これからも「ほけんの授業」を、続けてまいります。
2月の実施については、近日中にお伝えします。
来月は「生保・医療保険編」の予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
規則正しい生活
2013年01月20日
別に大したこともない、当たり前のことなんだけど、
それでも殊に最近気づいたことを、ひとつ。
規則正しい生活って、大切だと思う。
私の場合は、朝6時に起床。
8時から仕事開始。
夜12時に就寝。
もちろん時に外れてしまうこともあるけれど、
基本は、その通りに、動いていく。
自分で、ある程度、自分の時間をコントロールできるからこそ、
「規則正しく」ということが大切で、
それが自分の、ひとつの「軸」になっていく気がする。
タグ :気づき
あの頃
2013年01月14日
夜遅く、
少しひとりになれる時間があって、
ふらっと「びっくりドンキー」に行った。
たまたま昨日は、ずっと家にこもっていたのだが、
お店に入って、時間にも関わらず、連れ立った若者で賑わっていたことで、
「ああ、そういえば、今日は成人式だったなぁ」と、
その時になって、実感した。
ちょうど、私が成人式を迎えた、あの頃、
「ドンキー」でアルバイトをしていたことも、
このお店に足を向かわせた理由の、ひとつだったかもしれない。
成人式の日は、
中学の同級生と文化会館へ行き、
でも会場の中には入らず、外で皆と話をしていて終わってしまった。
その後は、同級生で飲み、
またさらに飲み、
カラオケへ行き、
以上。。(苦笑)
今からもう21年も前のことである。
あの頃の自分を思い出すと、
今よりも、なんだかギラギラしていた気がする。
上手くは言えないけど、
希望に満ちていた。
楽しかった。
じゃあ、今が楽しくないかというと、
決してそんなことはないのだが。。
きっと違うのは、その質だ。
まだ何も決まっていない、白紙のような未来。
それを持っているのが「若者」なのだと思う。
彼らは、そこにこれから、何を描いていくのだろう??
そんなことを考えたところで、
妻からのメール。
「もう(家に)着きます!」
この日の私のひとりの時間は、
これでおしまい。
タグ :思い出
【告知】タイガーの「ほけんの授業」(2013年1月)
2013年01月13日
お待たせいたしました。
年が明けまして、初めての
「タイガーの『ほけんの授業』のご案内です。
内容をリニューアルして、実施します。

よく分からない「ほけんのこと」を、分かりやすく知りたいあなた。
昔懐かしい「授業」の雰囲気を、久しぶりに味わいたいあなた。
ほけんも授業も正直どーでもいいけれど、「タイガー」に興味があるあなた(笑)
タイミングが合えば、ぜひご参加いただければと思います。
※今までに皆さまからいただいた声は、 こちら です。
◆ ◆
今回は、「損保編」になります。
気になる「火災保険」そして「地震保険」に関すること、
「自動車保険」の仕組み・万一の事故時の対処方法 等、
時間の限り、ていねいに説明をさせていただきます。
・日時・場所
この1月は、2会場にて開催します。
1月18日(金) 14:30~15:50 【豊川】 コミュニティカフェ・ファンファクトリー
1月20日(日) 19:00~20:20 【豊橋】 こども未来館「ここにこ」
上記より、ご都合のよい日にち・会場を、お選びください。
・内容
「ほけんの授業」 損保編~基本~
※本当に基本的な内容です。
既にある程度分かっていらっしゃる方、仕事として保険に携わっている方は、ご遠慮ください。
・参加費
無料です。
・その他
資料等準備の都合上、事前に予約が必要となります。
なお現在、定員を最大10名と限定させていただいております。
満席となり次第、受付を終了させていただきます。
ご了承ください。
・お申し込み
トップバーの「メールを送る」ボタンを使い、

もしくは、こちらホームページの「メール相談」から、
お名前と連絡先(メールアドレス・電話番号)を明記の上、
私までお伝えください。
折り返しご確認をさせていただき、詳細を伝えさせていただきます。
不明な点がありましたら、同じく上記の方法でご質問ください。
以上です。
どうぞよろしくお願いいたします。
タグ :ほけんの授業
ヨイトマケの唄
2013年01月09日
大晦日は、
「絶対に笑ってはいけない」(日テレ)と「紅白歌合戦」(NHK)を、
チャンネルをかちゃかちゃ変えながら見たり、
考え事や、ネットをしながら過ごした。
今頃になって、
「紅白」の美輪明弘がとにかく良かったと、
いろいろなところで耳にし、
私はちょうど見てなかったので、
その時の動画を探した。
美輪さんというと、
私の中では、こんなイメージで、

どういう人なのか、実はよく分かっておらず、
だからこそ、取りたてて登場するところも見なかったのであるが、
動画に触れて、見方が変わった。
こんなに、凄い人だったのね。。
歌も、表現力も、演出も、ご自身の作られた歌詞も、圧倒的だ。
「本物」とは、こういうものだと思った。
これ以上、私の言葉はいらないね。
タグ :音楽
湯たんぽ
2013年01月08日
タイトルに書いて、そう思った。
「湯たんぽ」って、
なんだかユルい。。
そもそも「湯」は分かるけど、「たんぽ」って何なんだ!!!(笑)
⇒ ☆
最近、
その「湯たんぽ」を愛用している。
お風呂から上がった後で、
湯を入れ、巾着袋で覆い、
それを足元近くの布団の中に入れて、
眠る。
温かい。。。
(当たり前である。笑)
上手くは言えないけれど、
なんだか温かさが優しいのが好きだ。
それにしても、今どきの「湯たんぽ」は、かわいらしいと思う。
昭和生まれの私は、「湯たんぽ」というと、
金属製のものをイメージしてしまいがちで、

~こんなの~
何となく古くさそうに感じて、
私の場合、それがしばらく「湯たんぽ」を使わなかった一因でもあるのだが、
今の「湯たんぽ」なら、充分「あり」だ!!!
(巾着袋も含めて、ね)
ただ、
ちゃんとこのような注意書きがあるように、
たとえ優しい温かさであっても、
それにずっと触れ続けてしまうと、
私の様になってしまうので、ご注意を(苦笑)
~皮、めくれました~
『夢をかなえるゾウ2』
2013年01月07日
あの『夢をかなえるゾウ』の、
続編を読んだ。
水野敬也さんの本が、
面白くないはずがないだろうと思ってはいたけれど、
やっぱり、面白かった!!!
その時、私は電車に長く乗っていたのだが、
それでも読み終わるまで降りたくない、と思ったほどだ(笑)
後からAmazonのレビューを読むと、「前作の方が。。」との意見が多いような気もするが、
いやいや前作があるから、今回も面白いのだ。
別に比べるものではなく、それはそれでいいのだと思う。
前作を読んでるからこそ、笑える場面もあるしね。
それに、こういう類の本は、
作者の意図を、時に超えてしまうのだろうと思う。
つまり、読み手が、読み手自身の中に解決したい課題がある場合、
(それを自らが意識しているにしろ、意識していないにしろ)
その解決に繋がるヒントがそこに書かれているならば、
作者が全体を通して伝えたいことよりも、自ら得たいヒントにインパクトを受けることがあるだろう。
結局のところ、
そのインパクトが、一つでもあればいいのだ。
それこそ、今、求めているものなのだから。
私の場合は。。
これから読む方にも、分からないようにその部分だけ書くと、


この部分と、
「やりたいことを、やりなさい」
という言葉だったかなぁ。
ということで、
『夢をかなえるゾウ2』も、
私はやっぱりおススメです。
タグ :本
当たり前のことを、力強く言う
2013年01月05日
気づけば、正月も5日。
常に意識してなければ、時の経つのは大変に早い。。。
さて、年が明けてからの出来事で、
印象に残った出来事を、
ひとつ。
3日の午前に、
一宮中学校で行われた、豊川剣道連盟の初稽古に参加した。
一般から大学生・高校生・中学生、小学生に至るまで、
総勢100名を超える多くの方が集まった。
その稽古会の冒頭で、剣連の会長である市川先生が挨拶をされた。
失礼ながら、
市川先生の口調は、私が予想していたものより、力強かった。
そして、
「目標を立てること。その目標の達成に向けて一生懸命取り組むこと」
という話をされた。
どのくらいの方が実際にやられているかはともかく(笑)、
目標を云々ということは、
一般的によく言われる話であり、
私自身も塾の講師をしていた頃に、生徒の皆に話したことがある。
それであっても、この日の市川先生の話は、
私の中にとても響いた。
なぜだろう??
私は、市川先生の口調の力強さの中に、
市川先生自身の本気をみた。
市川先生は八段を取られている先生でもあるのだが、
おそらく先生自身が、今まで生きてこられた中で、
「目標を立てること、その目標の達成に向けて一生懸命取り組むこと」の
重要性を実感し、実践されてきたのだろう。
新たな年、やりたいことはたくさんある。
だからこそ、
きちんと「目標」を絞り、それを最後まで忘れずに、
全力で取り組みたい。
ぶらり岐阜
2013年01月02日
新年は、
仕事や用事がなければ、好んで外に出るようにしている。
昨年は、湯谷温泉。
一昨年は、静岡。
それより前には、奈良、三島、横浜、多摩ニュータウン 等々。。。
(そんなに遠出ではない。苦笑)
そして、今年選んだ街は、
「岐阜」(Gifu)
かつては斎藤道三が、そしてその後に織田信長が攻略し支配した地である。
そもそも「岐阜」という名自体が、信長が支配した際に付けたものだ。
(それ以前は「井ノ口」。この時に「稲葉山城」は「岐阜城」に、「稲葉山」は「金華山」に変更された)
その信長が、眺めたであろう岐阜城からの景色を、
そして付け加えるなら、学生の頃から噂に聞いていた金華山の夜景を見たかった。。
昼過ぎに家を出て、15時半には岐阜公園に。
冬季は最終の帰りのロープウェーが17時であること、
さらに山上の岐阜城には16時15分までに入場しなければといけないことを聞き、
急ぎロープウェーに乗り、小走りで山道を登り、お城に入る。
そこから見た景色。
~クリック!~
満足をした後で、岐阜駅前に移動し、
街を散策。
~信長が進めた楽市楽座の発祥とされる~
~信長の看板~
~信長バス~
~黄金の信長像~
街は、信長で溢れていた。
愛知県民の私から見れば、
信長は「尾張」「清州」のイメージが強いのだが、
1567年の入城から、1579年に安土に移るまでの約12年もの間、
信長の本拠地はこの「岐阜」にあった訳で、
(その間に、「楽市楽座令の発布」「天下布武の表明」「足利義昭を奉じて上洛」、さらには「姉川の戦い」「長篠の戦い」が行われている)
そう考えると、家康における「三河」「岡崎」と「浜松」「江戸」「静岡」との関係と同様、
出身地を超えたその影響力の広さや大きさを、強く思いました。
しかし、
JR岐阜駅前にあるこの黄金の信長像の対面にあるイルミネーションには、
多くの人が立ち止まり、写真を撮ったりしているのに、
信長像の前は、しーん。
「ぬおおおおおおおっ、お主ら、よくもこの信長をないがしろにっ!!!!!」
なーんてことを、ちょっと想像してしまいました(笑)
それにしても、
岐阜に来たからこそ、
感じることが出来た、この街の雰囲気。
旅行というよりは、遠足のような時間でしたが、
元日の1日を楽しむことが出来ました。
改めまして、タイガーマニアな皆さん、
新年明けましておめでとうございます。
本年も、この『タイガーマニア』では、
こんな風に、私が見たり聞いたり感じたことを、
気楽に綴らせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
【おまけ】
ただ柳ヶ瀬だけは、
今日で無い方が良かったような、気がしました(笑)