最後の研修
2007年08月25日
「伊藤さん、今日で研修に入るの最後なんだよね」
朝、先輩トレーナーに言われて気付きました。
とはいえ、あまり実感がないまま、
いつもどおりデモを行い、検定を担当し、研修生の方々にフィードバックをし、面談を行いました。
私は今後、役割を持って研修に入ることはなくなります。
そしてファシリテーターの皆さん・研修生の皆さんには、突然のお知らせになってしまいますが、
私はこの8月でFCエデュケーション(ベンチャーリンクグループ)を退職いたします。
9月からは、現場にて高校生の日本史を担当していくことになります。
トレーナーとして研修を行い続けた2年間、本当に怒涛の2年間でした。
何度心が折れそうになったか分かりません。
それでも研修生の皆さんに助けられて、自分で決めた約束を守ることが出来ました。
不思議なことに離れることを決めた年明けから、仕事もうまくいくようになりました。
研修において、2年間ほとんどの体験授業等のデモンストレーションを担当させていただくことが出来、私は幸せでした。
ずっと「授業の持つ可能性」を研修生の方にお伝えしたいと思っていました。
最初は課題を伝えることしか出来なかった分科会も、対策まで考察しフィードバックをすることができるようになりました。
そして研修を通して、研修生の皆さんに、何か少しでも気付きや変化へのきっかけを得ていただくことが出来たら良かったと思っています。
今後のことに関して、ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
今まで本当にありがとうございました。
私の最後のデモは、体験授業でもプレゼンスキルでもなく、
「自己紹介」のデモとなりました。
「あきよしの『あ』は、あついの『あ』! なめてかかるとやけどするぜ~。」
とても不思議な感じがしました。