『コクリコ坂から』
2011年07月17日

公開初日であった今日、早速、観てきました(笑)
【タイガージャッジ】
★★★★☆(5点満点中、4点)
※あくまでも私の評価です。
感じたこと・考えたことを率直に、動画の下に、綴りました。
内容に関して知りたくない方は、ここから先は読まないでください。
(動画)
・絵は美しい。音楽も美しい。ストーリーがいまひとつ。
・いわゆる「出生の秘密」には、感情移入が出来ない。
なぜならそれは、決して一般的でなく、
それがある人でないと分からない特別な気持ちがあると思うから。
・1963(昭和38)年の横浜が舞台。東京オリンピックの前年にあたる。
今から約50年前にしか過ぎない生活が、今と大きく違うことに気づかされる。
ケータイも。コンピュータも。ワードも。
電気炊飯器さえも、全ての家庭にはない時代。
今よりも不便で、生活圏が狭い時代。
しかし当時の方が、現在よりも活気に満ちている気がするのは、何故だろう?
この現在も、いずれ映画等で振り返られる時がくる。
その時の未来はどのようになっていて、
未来からみた当時(=現在)は、いったいどのように描かれるのだろう?
そう考えると、
結局私たちは、未来を想像しながら、いま現在を大切に生きるしかないように思える。
・「TOKYO 1964」
今更ながら、東京オリンピックのポスターは、とても格好良いと思う。


・私自身は、学生運動における彼らの主張に否定的である。
しかし、そういう活動を、本気で行おうとする若者には、パワーを感じる。
当時と比べると、
若者が世の中のあるべき姿のことを、あまり考えなく、行動しなくなってしまったように思う。
そういう点で、若者が子どもになってしまった。
さて、私たち大人の責任は、どんな点にあるだろう?
・もう一度DVD等で観てみたい作品である。
私が今回劇場では読み取れなかった部分を、もう一度みることで感じることが出来るかもしれない。
そういう可能性を含む、映画である。
・最後にひと言。
「エスケープか!!! 青春だなぁ!!」
【おまけ】
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