ガソリンスタンドにて
2012年02月29日
気づいたら、
「セルフ」でないガソリンスタンドに寄るのは、久しぶりだった。
中で作業が終わるのを待ちながら、ふと時の流れを思った。
私もかつてスタンドでバイトをしていたことがあるが、
当時は「セルフ」などなく、
給油や窓ふき、灰皿の吸い殻を捨てることまで、
全てスタッフが行っていた。
「オーラーイ、オーラーイ、はい、オッケーでーす!!!」
「いらっしゃいませ、こんにちは~~!!」
「レギュラー、ハイオク、どちらになさいますか??」
「はい、ハイオク満タン、入ります!!!!!」
逆に私がお客さんとして、
何かをしてもらっている間の待合室も、
それはちょっと特別な空間で、ワクワクしていて、
ホットコーヒーを飲む自分に酔っていた気がする(笑)
ガソリンスタンドというのは、もっと活気があったはずだ。
業態が変わったのか、
業界自体が難しいのか、
私が歳を重ねたのか。
とにかくその時、
時の流れというものを、私は確かに感じたのである。