あの一本
2012年09月10日
縁あって、選んでいただき、
2年ぶりに豊川チームとして、
「スポーツレクレーションフェスティバル(スポレク)」という剣道大会に出場した。

この大会に向けて、調整を重ねてきた甲斐もあり、
結果、私自身は4戦3勝1敗。
豊川チーム男子は3位入賞!!

しかし、
私のその1敗は、
とても悔いが残るものとなった。
予選リーグを1位で突破し、
決勝トーナメント、準決勝。
先鋒から、一進一退の攻防。
2勝1敗のリードのまま、大将である私へ。
そのまま引き分ければ、チームの勝ちである。
相手の方が強いのは分かっていた。
(引き分ければいい。。)
かわしながら、かわしながら、
打っていく。
思いもがけず、
タイミングが合い、私がコテを先取した!!
周りの歓声が聞こえる。
でも、苦しかったのは、そこからだった。
崩されて、相手のメン一本。
焦る。
そして、
私のコテ払いメンで、
相手のコテを取られて、二本。
勝負あり。
私の負けにより、相手チームに勝敗数でも本数でも追いつかれ、
代表戦も敗れ、
結局、私たちは決勝進出を逃すことになる。
そして、その相手チームが優勝。。
だから優勝しかも3連覇を果たした女子とは違い、
男子にとっては、そんな悔しい1枚なのだ。

写真を撮ったあとで、
もし可能なのであれば、もう一度このメンバーで試合に出ようと、
そして来年こそ決勝に行こうと、
そんな話になった。
あの場面でどうしたら良かったのか。
どうすべきだったのか。
私にとっては、
その答えを探し求めていく1年となりそうだ。
でもあの一本があったから、剣道において私は変われたんだと、
そう言えるようにしたい。
Posted by タイガーあきよし at 23:03
│ひとりごと