護憲か改憲か

2013年07月21日






日が変わって、

いよいよ今日は参院選ですね。



いろんなことを考えて、私も投票してこようと思ってます。




護憲か改憲か
~グーグルのトップページも~







ということで、少しだけ私の考えを述べるなら。。






今回の争点のひとつとも言える憲法改正について、

私は「あり」だと思っている人です。




憲法改正についても、もちろんその度合いがあると思うのですが、



少なくとも、

最近話題に上がる「憲法96条」と「憲法9条」の改正には



賛成です。







理由は、


現憲法と、現在の社会の間には、

1947年に施行されてから約65年という時間の経過により、さまざまな乖離が生じてしまっていると、

考えるからです。






例えば、

今に始まったことではありませんが、



護憲か改憲か



「自衛隊」。


現憲法施行後の1950年に誕生したものですから、記載はありませんが、

憲法に記載の無いものを保持することが決して良い状態だとは思えませんし、


そもそもこれ、実際には「陸海空軍その他の戦力」ですよね。





同様に、現憲法施行後の社会の変化による、いわゆる「新しい権利」(環境権・知る権利・プライバシーを守る権利等)も、

憲法には記載されていないですよね。



なぜなら、現憲法は今までに一度も改正がされてないからです。






憲法は聖典ではありません。



私たち国民が作った憲法であり(いわゆる押しつけ憲法であればなおのこと)、


その乖離に気づいているのならば、


本来は国民の責任において、変えていかなければいけないと考えるのです。




実態にそぐわない憲法をそのままにしていることこそが、一番憲法を軽視しているのだと思います。









しかし、そうした現実を踏まえることなく、

ただ憲法を改正しなければそれで良しとする、


今まで行われてきた現憲法絶対主義の教育の影響に、



どこかで私たちは気づいていく必要が、あるのだと思います。





 


タグ :社会

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Posted by タイガーあきよし at 01:03 │ひとりごと
この記事へのコメント
 第一次世界大戦で敗戦国となったドイツは、大統領に強権を与えたという問題点はあるもののヴァイマール憲法という当時としては画期的な憲法を手にしました。
 しかし、この画期的な憲法も国家社会主義ドイツ労働者党のヒットラー出現により死文化してしまいます。そしてヒットラー率いるドイツは、第二次世界大戦へと突入。二度の敗戦によりやっと真の民主国家になることができました。
 私は現行憲法は、ヴァイマール憲法以上に優れたものと思っております。しかし上述のようにそのヴァイマール憲法を棄て、ドイツはおろかな戦争に向かい、敗れた結果、初めて民主国家の体をなすようになりました。
 そういう意味で、日本ももう一度過ちを犯した方が結果的にはいいのかもしれませんね。
 9条と96条を改正して、北朝鮮のような最悪な国になり、そのとき改めて基本的人権の大切さやその基本的人権の尊重の前提となる平和主義の尊さに気付く。国家社会主義ドイツ労働者党を支持したドイツと同様、そうした過程が日本にも必要なのかもしれません。
Posted by 上おおやま師匠OB at 2013年07月21日 09:46
>上おおやま師匠OBさん

コメントをありがとうございます。

>9条と96条を改正して、北朝鮮のような最悪な国になり

果たして、そうなるでしょうか。
そもそも、そこに至るまでの「憲法改正の発議」とその後の「国民投票」まで、行うことが出来るのでしょうか。

まずはそこで、私たち国民の見識が、問われるところだと思います。
 
Posted by タイガーあきよしタイガーあきよし at 2013年07月22日 17:21
 そうでしょうか?
 たとえば消費税。消費とは、商品や役務を消耗することをいいます。
 しかし、消費税といいながら、消費の反意語である生産の場面においても消費税が課せられています。たとえば、下請業者が元請業者に納品する場合にも消費税が徴収されます。
 つまり消費税の名がついているものの、その実体は取引税にほかなりません。
 では、すべての取引に一律に課税されているか?
 たとえば株の取引なんていうのは、手数料が対象になるだけで、株そのものの取引は課税の対象になっていません。
 株の取引を課税の対象にすれば、外国人からも徴収できるわけですから、国民の負担は軽減できる。こういったことも検討すべきでしょう。
 しかし三党合意とやらで、こういった根源を見直すことなく、増税が決定しました。
 たとえば民主なんて言葉も、そもそもは君主の対立概念です。したがって憲法改正草案に天皇を元首にするなんていっている党が「自由民主」なんていうのは、実体金王朝の国が「民主主義人民共和国」を名乗っているのに等しいわけです。
 上述のように、消費税の問題なんかもそうですが、マスコミや政治家が、その実体を覆ちゃえば、「増税やむなし」ってなっちゃう。情けないけど、これがわが国民の見識のレベルなんですよ。
 だから麻生が口を滑らせたように、マスコミをうまく操作すれば、ヴァイマール憲法が死文化して、「ハイル・ヒットラー」になったように、わが国も金王朝のようになりかねないんですよ。
 加えておけば、貴兄のような優秀なひとまで、そうした実体が把握できていない。それだけこの国は、末期症状なんですよ。
Posted by 上おおやま師匠OB at 2013年08月06日 19:26