マシュマロこわい
2008年12月04日
職場のアシストの先生が、
ディズニーシーのおみやげを買ってきてくれた。
なんとも可愛らしいマシュマロである。
このふんわりとした食感と甘さがたまらない。
しかし私は、マシュマロには何ともいえない痛い思い出がある。
高校生の頃、部活の練習を終えた我々は、
武道場のそばにあった「鈴木屋分店」 に寄るのを常としていた。
(現在はなくなってしまったが)いわゆる駄菓子屋さんである。
高1のある日のこと、
その日も部活を終えて「分店」に寄り、
私は10円のマシュマロを買った。
ところがお店の中でその袋を開けた瞬間、
マシュマロが袋からポロリと転げ落ちたのだ。
「あっ!」
私はとっさに手を伸ばして、地面に着く前にマシュマロを捕ろうとした。
しかし捕りきれずに、手に当たったマシュマロはさらにポーンと跳ねた。
そのマシュマロを私もまた捕りにいこうとする。
まさにバレーボールで必死にボールを拾いにいく様である。
悲劇はそこで起きた
お店の入口のガラス扉の近くにいったマシュマロに手を伸ばした時、
勢いついた私の手がそのガラスを突き破ったのだ!!
ガラスは割れ、私の右腕は血だらけであった…
たった10円のマシュマロのために、
7500円のガラス代と、この怪我である。
おまけに迫っていた試合にも出られなかった覚えがある。
今にして思えば、
潔くマシュマロを落として、3秒ルールを適用すべきだった…(苦笑)
私は今でもマシュマロを見ると、
当時の痛い思い出を、
青春のふんわりとした甘さと共に思い出すのである。
~おいしくいただきました~