青春
2011年06月01日
飯田線に乗って、帰ってきた。
電車の中で、
高校生の男の子と女の子が立って話をしていたのが、
その脇に座っていた私の耳に、否応なしに入ってきた。
話の文脈を読むと、
ふたりは今は別の高校に通うが、同じ中学だったらしい。
いつしか、豊橋の夜店に行くという話になった。
そして、
その男の子は、
夜店に、いま気になっている子を誘い、
どうやら告白するらしい!!!
「その子、可愛いの?」
女の子の質問に対する答えが、印象に残った。
「周りはそう言わんけど、俺は可愛いと思ってる!」
なんだか、いいね。
俺自身は、もうその頃に戻りたいなんて思わないけれど、
なんだか当時の感覚を思い出したような気がして。
うまくいくといいなぁって思った。
表情も変えず、ただ窓の外を見ながら。

彼らへ。
そのとき、ふうっと私の心に流れた歌を。