厳しくて、優しい

2013年03月14日






その訃報は突然でした。


  

そういうことがあり得るということも、


頭では分かっていても、

気持ちがついていかないことって、あると思います。


残された身近な方々にとっては、なおさらだと思います。





剣道の置田明先生の告別式に、参列してきました。






式の終わりで読まれた、

息子さん・娘さん、お孫さん、剣道教室の生徒さんらの手紙に、


「厳しい」という言葉と、

「優しい」という言葉が、


たくさん出てきました。




剣道においては厳しい、でも根は優しい。

本当にそういう先生だったと思います。





強面な先生。

でも、私自身は、可愛がってもらった印象が強いです。



それは私が、愛大の遠い後輩だったこともあるかもしれないし、

何よりどうしようもないくらい、大したことがなかったこともあるでしょう。





もう一周りほども前に、スナックで飲む機会があったときのこと、


剣連の遠征時に、高速道路のSAでソフトクリームを頬張る先生に、

「いやー、先生。ソフトクリームがほんと似合いますねぇ」と、よく突っ込んだこと、


小坂井での稽古で、何かと声をかけてくだったこと、


忘れません。





「伊藤はどうするだ? 昇段を目指すだか?? それとも試合で勝つのを目指すだか??」


以前に聞かれたことが、あります。



その時はムニャムニャ答えてしまったと思うのですが、



その答えを、私はこれから形にしていきます。






先生と同じように。


ずっと剣道を続けながら。













明先生、今までありがとうございました。











昨年末に、共に出場した「東海学連剣友剣道大会」。


その参加賞だったペンを、結局私は渡せれませんでした。。






  
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Posted by タイガーあきよし at 22:03ひとりごと