菅野の気持ち
2012年10月26日
そもそも、日本のプロ野球のドラフト制度というのは、中途半端なのだと思う。
完全ウエーバー方式でもなく、
自由競争でもない。
指名が競合したら「くじ引き」が行われ、
その結果として起こり得るドラマに、時に選手や球団は振り回され、それを見て周りは楽しんでいる。
でも今日は、ドラフト制度自体について、ああだこうだ言うのではない。
今年度のドラフト会議において、
昨年不本意ながら日本ハムに指名され、結局浪人という形で1年を過ごした東海大の菅野智之投手が、
巨人に単独指名をされた。
いい笑顔だと思った。
~クリック!~
ただ、本人だけの気持ちを考えたとき、
先の見えなかったこの1年間を、
素直に、よく頑張って過ごしたと思う。
希望する進路があって、
そこに本当に行けるかとうか分からない中で、
行けることを信じて、時を費やす。
かつて、大学受験等で、妥協せず浪人したことのある方は、
その大変さや辛さが分かるのではないか。
背番号「19」なのだという。
巨人においては、上原浩治投手が付けていた番号だ。
これから思う存分、自分の力を出し切ってくれることに、
期待したい。
それにしても。
これからの「未来」がある若者達って、
なんだか清々しくて、「いいね!」。
Posted by タイガーあきよし at 06:03
│ひとりごと
この記事へのコメント
菅野や周囲の気持ちを察するとこの結果で良かったのかもしれませんが、個人的には納得していません。
今回の一連の行動(事実上の逆指名→日ハムの指名拒否→巨人以外ならMLB宣言)は少しやりすぎなのではとの思いが強い。
日ハムに指名されたことも運命と受け入れるくらい器の大きさが見たかったです。
今回の一連の行動(事実上の逆指名→日ハムの指名拒否→巨人以外ならMLB宣言)は少しやりすぎなのではとの思いが強い。
日ハムに指名されたことも運命と受け入れるくらい器の大きさが見たかったです。
Posted by 寝坊ネギ男 at 2012年10月27日 08:51