挑戦の結果
2009年07月20日
私の新たな仕事が始まるまでの最後の挑戦は、
日本ガイシスポーツプラザで行われた、剣道4段の審査であった。
3段合格から11年の時を経て、初めての挑戦である。
締切日ギリギリに意を決して申し込んでからも、
ただでさえ苦手な上、さらに新たな形(小太刀三本)が加わる剣道形に特に苦しみ、
何度もあきらめてしまいそうになった。
(当日の欠席も考えたことがあった…)
でも、今日の審査会までの4日間は、かつての大学の合宿をイメージし、
計画を立て、多くの人に稽古会等で教えていただいたり、DVDを見て勉強したりして、
とにかく剣道に浸かりやれることはやって審査に臨んだ。
県下約180名の受験者。審査は、形→実技→(形・実技の合格者のみ)学科と進んでいく。
まずは形の審査において、最後までやり切ったことに、ホッとして少し満足した。
途中で忘れたり大きなミスをしたりして、相手の方に迷惑をかけなかったからである。
そして、ここまでやれたことで挑戦しなかった時よりも間違いなく成長できたし、
もしダメでも、その分また稽古をする機会ができると考えたからである。
そう思ったら、残る実技は、二人の方とただ思いきりやるのみであった!!
そして結果は。。。
「合格」
やはり嬉しかった。
今までも剣道の審査会で、思うようにいったことって、あまりない。
多くの焦りや緊張を乗り越えて得た、この結果である。
「やって良かった!!!」
素直に、そう思った。
そしてもう一つ思ったのは、
「運が良かった~。」
ということ。
実技においても、相手の剣風や打ったタイミングなど、本当に紙一重でたまたまである。
私はまだまだなのである。
だから私は本当の4段になれるように、もっともっと稽古を重ねていきたいと思う。
きっとそうすることで、4年後に受験資格を得る次の5段も見えてくるのだろう。
最後に、
前日の夜のみならず当日朝まで形の練習に付き合ってくれた妻に、
あまりの出来なさに驚きながらも丁寧に指導してくださった高師台の皆さん(小松さん・瀧貞さん・薗田さん・山本さんら)に、
形に稽古に今回は受験しないのにずっとマンツーマンで伴走してくれたしみはんに、
改めて感謝したい。
夜は妻と、豊橋・昭和食堂で一杯。
今日は酔っ払いました~(笑)