最後の大会

2009年07月23日


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教員である妻が顧問をする、中学生の試合を見に行った。
中3生にとっては、「最後の夏の大会」である。

  
  
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彼女らは、見事予選リーグを突破したものの、
決勝トーナメント初戦で、優勝した豊橋の強豪校とあたり、
県大会出場の夢はかなわず敗退してしまった。
トーナメント抽選の際に、(強豪校との対戦を)「あぁ~、引いてしまった~!!!」という、
キャプテンのチームメイトに対する申し訳なさそうな表情が印象的だった。
それもまた、青春である。
  
  
試合を見ながら、思い出した。
私の中学の「最後の大会」は、東三(=東三河)大会1回戦敗退であった。
それまで1度も勝てなかった高師台中に、先鋒・次鋒(私)が勝ち、最後に勝てるかと思いきや、
後ろの三人が取り返されて見事に散った。
(その高師台に今は練習に行っているのであるから、不思議なものである)
  

そして、中学生の剣道を見ながら考えた。
とても強い子がいる。きっと高校に行っても(大学生になっても)強くあり続けるだろう。
それに対して、今はパッとしない子も多い。
でも今後の、新たな先生・仲間との出会いや環境の変化で、強くなっていくかもしれない。
なぜなら「今はパッとしない」なんて言っている私こそ、1回戦敗退のパッとしない中学生だったからである。
(勿論、全然まだまだであることは、付け加えておく)
  

だから、今の自分に諦めずに、
私は高校生になっても剣道を続けてほしいと、中3生に思うのである。
そして指導者としては、
彼らの可能性を、引き出してあげたいのである。

  
  
  
【おまけ】
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Posted by タイガーあきよし at 23:58日記