バカな奴ら

2009年12月07日

  
   
先日出席した愛大同窓会忘年会で、私が最も熱くなったのは、
実は愛大応援団の演舞だった。
  
  


  
  
卒業してから既に13年が経ち、
時代も流行りも変わっているなかで、
昔と変わらぬ学生服を着て、大きな声で、あの独特の言い回しとエールをしているのに驚いた。
  
  
名物である「たこ踊り」を経て、最後の「学生歌」へと続く、それは見事な演舞であった。
若干キレがないように思ったのは、
「我々の頃は」という年輩者と同じように、私が歳を取っただけなのだろう。



今時、こんな奴らがいるのかと思った。
応援団とは、その名の通り、自分のためではない他者を応援する部である。

不器用なバカな奴らである。
しかし愛すべきバカな奴らである。





我々の頃も、彼らは炎天下の中で学生服を着て、何時間もエールの練習をしていた。
上下関係が厳しく、練習をし、義務であるかのように酒を飲み、深夜まで遊びまわり、
当時はよく分からなかったが、とにかく体育会の中心にあったのが応援団だった。
怖かった。

もう無くなってしまった古い学生会館でのホールで、
学祭の時に応援団が行う代替わりの演舞で、
「決まった!!!」と声をかけていた頃のことを思い出した。



今も、少しは昔と違うのかもしれないが、
この演舞を見る限り、昔と同じようにどこかで厳しく練習をしているのだろうと思った。






忘年会が終わった後、見送ってくれた応援団の子と少し話をした。
「いつもこれだけの多人数でやってるの?」

実は今は4人のみであとの皆は既に卒団をしており、今日は助っ人で来ているのだと、
彼は言った。



出来ることなら、これからもずっと続いていってほしいものである。








【おまけ】

思うところがあって、当時の写真を少し探してみました。


~当時の学祭での1コマです~


~語学クラスでのコンパです。深谷くんと私がいます(笑)~



  
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Posted by タイガーあきよし at 23:27日記