立ち喰いそばを食べながら
2010年04月17日
先日の夜、豊橋駅から電車で帰宅した際に、
駅構内の壺屋が食べたくなった。
旧豊橋駅の頃は、飯田線や名鉄と同じ1階にあった、壺屋である。

高校生の頃、部活の試合の帰りなどで豊橋駅に来たときには、
よくここで立ち喰いそばを食べ、
それから飯田線に乗った。
当時の私は、立ち喰いそばを食べるという行為に、大人らしさを感じていたのだと思う。
そして、そこで大人を見ていた。
どこか疲れていて、
少しよれたスーツを着て、
そばをすすり、酒に酔い。。
家庭というものを持ち、歳を重ね、
私もこういう大人になるのかなぁなんて、
なんとなく思い、憧れた。
あれから20年が経ち、
こうして壺屋のそばを食べながら、
あの頃思い描いてた大人に、私はなれているだろうか、
そんなことを考えた。
それ以上だったとも言えるし、たいして変わらなかったとも言える。
そもそも、どのような大人になるかきちんと考えてなかったと、言うこともできる。
間違いなく言えるのは、
あの時は、出来なかった「天ぷら」を、
今はそばの上に堂々と乗せて、食べているということである。。

ここは、私にとっては、
高校生の頃の自分に立ち返ることの出来る、
今となっては数少ない場所なのである。

Posted by タイガーあきよし at 12:55
│皆さまのこと
この記事へのコメント
壺屋さん美味しいですよね。
天ぷらが成長の証しですね。
天ぷらが成長の証しですね。
Posted by オガサン at 2010年04月17日 13:17
上の写真を撮られた場所、
確かにその辺りにありましたね、
今「カルミア」と呼ばれる駅舎が「ステーションビル」と呼ばれていた、建て替えられる以前の駅の頃、
その場所で高校生の「タイガー」さんが立ち食い蕎麦を食べてたんですね、、
「壷屋」さんの、、、
「タイガー」さんにとって「壷屋」の蕎麦は、その頃にフラッシュバックできるスイッチの一つなんですね。
確かにその辺りにありましたね、
今「カルミア」と呼ばれる駅舎が「ステーションビル」と呼ばれていた、建て替えられる以前の駅の頃、
その場所で高校生の「タイガー」さんが立ち食い蕎麦を食べてたんですね、、
「壷屋」さんの、、、
「タイガー」さんにとって「壷屋」の蕎麦は、その頃にフラッシュバックできるスイッチの一つなんですね。
Posted by 青蛉返 at 2010年04月17日 20:13
私、今の壺屋の立ち食いは食べたことないですがタイガーさんの思い出深い方の店は私にとっても懐かしい味です(^-^)
Posted by べもんぺんぎん at 2010年04月17日 20:22
高校の時、ご一緒にお蕎麦を食べればよかったわ~。
Posted by 梅組 at 2010年04月18日 00:15
学生のころ、ここの「きしめん」をよく食べてました。今思うと、なぜ「きしめん」だったんだろう・・・
Posted by nina at 2010年04月18日 08:33
>オガサン
「天ぷら」分、成長できました(笑)
でも、お腹が空いていて、お金もなかった高校生の頃に食べた壺屋さんは、
もっと美味しく感じたなぁ~。
その分、思い出という調味料は加わってますが。
「天ぷら」分、成長できました(笑)
でも、お腹が空いていて、お金もなかった高校生の頃に食べた壺屋さんは、
もっと美味しく感じたなぁ~。
その分、思い出という調味料は加わってますが。
Posted by タイガーあきよし
at 2010年04月19日 11:51

>青蛉返さん
その通りです(笑)
でもなかなか、そういうスイッチとなり得る場所は、
自分の中でも少なくなってきているので、
その時に「壺屋」さんで得た感覚は、
大事にしていきたいと思っています。
ちなみに、
壺屋さんでのオフ会は、いいですけど、
あっという間に終わってしまいそうです(笑)
その通りです(笑)
でもなかなか、そういうスイッチとなり得る場所は、
自分の中でも少なくなってきているので、
その時に「壺屋」さんで得た感覚は、
大事にしていきたいと思っています。
ちなみに、
壺屋さんでのオフ会は、いいですけど、
あっという間に終わってしまいそうです(笑)
Posted by タイガーあきよし
at 2010年04月19日 11:57

>べもんぺんぎんさん
「人が成長する背後には、
いつも変わらない風景と、いつも変わらない人間関係があることこそ望ましい」
と聞いたことがあります。
なぜなら「同じ風景・同じ人間関係」からは、
いずれも自分の成長を見ることができるからです。
(それらが変わってしまうと、自分の成長の軌跡を見ることが出来ないんですよね)
私にとっては、
この壺屋さんの味が、変わらない基準であった気がするのです。
また機会があるときに、べもんさんも行ってみてはいかがですか~☆
「人が成長する背後には、
いつも変わらない風景と、いつも変わらない人間関係があることこそ望ましい」
と聞いたことがあります。
なぜなら「同じ風景・同じ人間関係」からは、
いずれも自分の成長を見ることができるからです。
(それらが変わってしまうと、自分の成長の軌跡を見ることが出来ないんですよね)
私にとっては、
この壺屋さんの味が、変わらない基準であった気がするのです。
また機会があるときに、べもんさんも行ってみてはいかがですか~☆
Posted by タイガーあきよし
at 2010年04月19日 12:03

>梅組さん
ダメです。
きっとドキドキしてしまって、
味なんて分からなかったでしょうから。。
ダメです。
きっとドキドキしてしまって、
味なんて分からなかったでしょうから。。
Posted by タイガーあきよし
at 2010年04月19日 12:04

>ninaさん
コメントをありがとうございます☆
ninaさんは、「きしめん」派だったんですねー。
あくまでも推測ですが、
あの薄平べったい独特の食感が好きだったか、
名古屋に対しての憧れがあったのだと思います。
違うかなぁ。。(笑)
コメントをありがとうございます☆
ninaさんは、「きしめん」派だったんですねー。
あくまでも推測ですが、
あの薄平べったい独特の食感が好きだったか、
名古屋に対しての憧れがあったのだと思います。
違うかなぁ。。(笑)
Posted by タイガーあきよし
at 2010年04月19日 12:08
