当時のままに
2007年12月07日
昨晩、すごく軽いきっかけで大江千里のことを思い出したけれど、
その後、私を待っていたのは重い夜だった。
眠れないのだ…
そう、今の受験生と同じ歳の頃(実際には高校を卒業した後ではあるが)、
私はカセットテープで大江千里をよく聴いた。
今までしばらくの間埋もれていたその頃のことが、急に頭に浮かんだのだ。
おそらく誰もが「思い出の曲」というものを持っているのだと思う。
そしてその曲を聴くと、
当時の風景や人物やセリフまでもが当時のままに浮かんでくることってないだろうか。
私は、きっともっと思い出したかったのだろう。
だから眠れずに、そしてどうしても大江千里を聴きたくなって、
それからSonicStageをインストールしmoraで曲を購入した(←ちなみに私はSONY好きです)
大江千里というと、その後の『格好悪いふられ方』や『あいたい』が知られているが、
私が好きなのは『GLORY DAYS』という曲である。
「きみと出逢えてよかった。愛だけが いま力になる~♪」
今も変わらず、甘い歌声、甘い詩。
でも今と同じく東京で一人で暮らしていた頃、私は確かにこの声に励まされた。
それにしても、
夜4時過ぎに、部屋を真っ暗にして音楽を聴いて当時を思い出している俺は暗いかもしれない。
ふとそう思って、
コンビニで買ったサントリーを少し飲んで寝た。