『世界の中心で、愛をさけぶ』
2007年12月10日
早朝、何気なく見たつくばエクスプレスの情報紙「サワワ」で、
こんな小さな広告を見つけました。
少し迷ったけれど映画を見て多くのことを感じたくて、
今日はリスケをしMOVIXへ直行!!
「わざわざ行かなくても、DVDを借りて見ればいいじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、
やっぱり劇場で見るのは全然違うのですよ~!
音楽をCDで聞くのとライブハウスへ行くのと同じなのだと思います、きっと。
そして映画を見ながらや見終わった後で、いろいろなことを考えました。
この映画でやはり印象深いのは、高校生の頃の回想シーンです。
例えば「うぁ~っ!」て叫びながら、堤防を駆けていく。
あの頃は当たり前であったこと。
でも今はもう私はあんなに軽くは走れませんし、普段の生活の中では大声を出すことも出来ません…。
良い意味で歳を重ね、当時より多くの視点を持っていても、
でもあの頃の貪欲でがむしゃらで全力だった姿勢は、絶対に忘れてはならないのだと思います。
(それを思い出したくて今日この映画を見たのだし、たまに母校にも顔を出す理由も同じことなのだと思います )
ふと、私が初めて塾講師になったばかりの頃のことも思い出しました。
あの頃は、1回1回の授業が私の全てで、それに一喜一憂していた。
サンヨネの駐車場で、「俺はこれからどれだけ授業がうまくなれるか」を真剣に考えていた。
「授業」への想いの度合いということだけを考えると、もしかしたらあの頃の自分に今の私はかなわないのかもしれない…。
そして、この映画を以前に見たのは、もう2年も前のことになります。
今田の結婚式の際に、乗っていたネイキッドの中で、大学の仲間らとDVDで。
(ちなみにロケが行われた香川県の庵治町で、映画に出てくる堤防もブランコも見てきました)
あの時語りあったみんなは、今は元気でやっているだろうか??
なんてこと。
映画の中に、次のようなセリフがあります。
「残された者に出来ることは、後片付けだけだ」
意味合いは少し違うけれど、私も今までの少し整理整頓をして、
また新たな気持ちで明日からの授業を全力で頑張っていきたいと思います。
~憧れだったウォークマン~