嬉しかった
2008年03月04日
かつての仲間のブログには、教え子が訪ねてきたことが多く書かれているが、
どこかで私には縁のないことだと思ってた。
なぜならあの時 、私は卒業した生徒にも残った生徒にも、
退職をすることも東京へ行くことも何も言わなかったからである。
あれから3年が経ち、私を覚えている子などいないはずである…
今日も昼前に、出社のため田原町駅までの道のりを小走りで歩いていると、
見知らぬ番号からの電話が鳴り、思わず出てしまった。
そして…、驚いた。
「あきよし先生、俺、高校卒業しましたよ。大学も決まりましたよ。」
時が止まった。
いつ以来だろう??
おそらく彼が高校に合格をした日以来だ。
中3生になってから、彼の成績を思うように伸ばしてあげることが出来ず、苦しんだ。
1番苦しんだのは、彼自身だったろう。
彼ともお母様とも、何度面談をし、志望校について話し合ったか分からない。
そんな彼が、無事に高校を卒業をし春から大学生だなんて!!!
彼の卒業と進学と、彼の成長と、わざわざ電話をくれたことと、
もうとにかくとにかく嬉しかった。
でもどうして電話番号を??
私がかつてテスト前の質問専用に限定で設けていた「あきよし電話」の番号(→肉くれ)を、覚えていたのだという。
最後に、ふたりで笑った。
ありがとう、大輔。