未来の結果が現在になる?

2009年06月14日


先日、豊橋駅のステーションビル内の豊川堂で、
『心の操縦術』という本を購入した。
幾多とある書籍の中でなぜこの本なのか、理由はその帯にあったと言ってよい。
  
心の操縦術.jpg

~原監督推薦です(笑)~

  
気楽に手にした1冊であったが、
脳機能に関する学者でもある筆者・苫米地英人さんの博識から、
いろいろなことに気づかされる内容であった。

  
例えば、「未来の結果が現在になる」というくだりがある。
今まで「現在は過去の結果であり、未来は現在の結果である。だから今、頑張らないといけない」というロジックで多く話をしてきた私は、
当然違和感を覚えた。
  

しかし、その考え方だと過去の因果に縛られた生き方をつい選択してしまうのだという。
そうではなくて、未来の縁で真に自由な選択をするのが真実のリーダーなのだという。
なぜなら、私たちが経験を積むことにより、それに合わせて過去の出来事の意味合いというのはどんどん変わっていくものであるからだ。
  

以下、本文より引用する。
 ■  ■

あなたがこの本を最初に書店などで見つけたときを思い出してみてください。これはあなたの過去の記憶です。
一冊の本を書店やネットで見つけるなどという行為は、いつもやっていることであり、普通は記憶にも残らないような他愛もない出来事でしょう。
しかし、この本を読んだことによって、あなたが変わり、そして、将来、あなたが真実のリーダーとなれば、そのときには、この本を見つけたときの出来事は、あなたにとって、きっと特別な意味を持つでしょう。
場合によっては、忘れてしまうような何気ない過去の出来事が、「人生のなかでも特に重要な本との出会い」という特別な出来事に変わっている可能性があるわけです。

 ■  ■
  

なるほど、確かにこのように考えると、自分自身で感じていた今の自分と過去の自分との関連性が説明しやすくなる。
そして何より、自分の気持ちが楽になるように感じる…。
  
新たな考え方(パラダイム)を与えてくれる本こそ、大切にしたいものである。
 
  


  
  

  

Posted by タイガーあきよし at 23:58日記