勝ちたかった

2014年10月20日





豊川市の事業所対抗の剣道大会に、出場してきました。



いちばん最後の試合で、

同級生と当たりました。





開始早々に、小手面でメンを取られ、

その後、少しラッキーな引き面で取り返し、


勝負となりました。





つばぜり合いをしながら、

「この試合、勝ちたいなぁ」と思いました。





意外かもしれませんが、

私はいま自分の剣道において、

あまり「勝ち」を意識することって、ないんです。



それが、良いか悪いか、出来ているかいないかは別として、

「自分の剣道をして、一本を取るべきところで取る」ことに、

重きを置いています。





そして、相手は、

違う中学、違う高校、違う大学ではありましたが、


同じ学年の、同じ豊川、同じ東三河、同じ愛知ということで、

以前からずっと知る存在でした。


特に中学生の頃は、彼の「強さ」を感じ、一種の憧れのようなものを覚えたこともありました。

昨年末の別の大会でも、大将同士で対戦し、私が敗れています。










勝ちたいと思ったら、身体が少し硬くなり、


それでも、もし取られるにしても、自分の剣道の過程の中で取られたいと、




そんな自分の心の動きの中で、



勝負を決める出小手を打つことが出来ました。










少し何かを乗り越えたような、そんな気がしました。

その少しが、とても嬉しかったです。





もちろん次の対戦のときは、どうなるか分かりませんが(笑)


またこれからも長い間、

ずっと意識できる存在でいてくれてほしいです。








それにしても、

私がこんなことを考えていたなんて、


多分相手は、思ってもみないでしょうけどネ。。(笑)
















  
タグ :剣道


Posted by タイガーあきよし at 11:58ひとりごと