「高校受験案内」を見て、想像する。
2008年02月02日
「高校受験案内」を買った。
現在対応している、あるいは今までに対応してきた生徒が、
どのような高校生活を送っているのかが頭の中に浮かんできた。
想像する時の軸となるものは、やはり自分自身の高校生活である。
私はかつてこのような進学実績・偏差値の高校に通っていた、
だから彼らの通う学校の特色や紹介する言葉、数値から考えると、きっとこんな学校なんだろうな~という具合。
2つ考えたことがある。
1つは、数値だけでは見えない「学校の特色」を知ることが出来て良かったということ。
それは「建学の精神」とか「教育理念」「教育目標」「校風」といったものである。
例えば、あまり大学への受験に力を入れない高校がある。
しかしその高校がいわゆる難関校への大学受験を目的としていない場合、それは当り前のことなのだ。
にもかかわらず「偏差値がある」「有名である」というだけでその学校を選んでしまうと、
本人も親も入学後に苦しむことになる。
「何のための学校なのか」を、学校もそれを選ぶ生徒も忘れてはならないのだと思う。
もう1つは、自分自身の可能性について。
もしも私が本に載っているような高校に進学していたら、どうなっていただろうかということ。
想像が広がる。
もちろん過去は変えることが出来ないし、私は自分の卒業した高校が大好きであるが、
それでも自分の過去にまで踏み込んで分析をし想像していくことは大切だと思う。
うまく言えないけど、
自らを客観視して自分の夢をかなえることと、他者の夢をかなえることは、結局は同じことだと思うから。
(う~ん、ホントにうまく言えてない…)
Posted by タイガーあきよし at 23:58
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