『男たちの大和/YAMATO』
2006年02月05日
「R25」で評判を知り、研修明けの今朝、上野東急で『男たちの大和/YAMATO』を観た。
どこかでバカにしていた。
主演が反町隆史や中村獅童というところからありえないって思っていた。

ところが、フタを開けてみるとこれが良かった。実は何度も涙が出た。
かえって身近に感じられたからかも知れない。
「大和」に乗った彼らも、大陸に散った方々も、空襲で焼けた人々も、
実は今の我々と何も変わらない。
いわゆる戦前が闇だった訳ではなく、そこには日本が自らの手で作った社会やシステムがあり、
皆がそこに生き、そして守ろうとしていた。
「生きる者のために、死ぬ。」
「日本は、敗れて目覚める。俺たちはその先導になるんだ。」
しかし今に生きる我々は、彼らのことをあまりにも知らない。
国、親、子への愛について、考えさせられた。
映画を終え、上野の街を抜ける。
確かに我々は豊かさという幸せを得たが、何か大切なものを失ってしまっているように、そう思った。
もっと勉強をしないといけない。
Posted by タイガーあきよし at 23:58
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