勝手に男弁当16続編【タイガー】
2011年02月04日


自分で言うのもなんだが、
今日の「男弁当」には、ドラマがある(笑)
あの雪降りしきる、先日の豊川リレーマラソンの日、
リレーのメンバーでもあり、同じ「男弁当」仲間である野獣さんと、
微妙に、ある約束をした。
「この雪をテーマに、弁当を作ろう」 (笑)
なぜ、微妙だったかというと、
私はその時、すでに次に作るお弁当を、決めていたからである。
そして、野獣さんがそれを作っても、
なかなか作れずにいた。
今日の、その私なりの答えが、あの雪のように「白い」お弁当なのである。

・ごはん
・さわらの西京焼き
・大根おろし
・からし
ドラマは終わらない。
たまたま自宅でお弁当を食べれたので、
最後まで、きちんと写真に収めた。

大根おろしを、さわらの上にかけると、
まるで雪が降り積もったように、真っ白な景色となる。
とある詩が、頭に浮かんだ。
丸山薫先生の、大好きな詩である。
『白い自由画』
「春」という題で
私は子供たちに自由画を描かせる
子供たちはてんでに絵の具を溶くが
塗る色がなくて 途方に暮れる
ただ まっ白い山の幾重なりと
ただ まっ白い野の起伏と
うっすらとした墨色の陰影の所々に
突き刺したような疎林の枝先だけだ
私はその一枚の空を
淡いコバルト色に彩ってやる
そして 誤って まだ濡れている枝間に
ぽとり! と黄色のひと雫を滲ませる
私はすぐ後悔するが
子供たちは却ってよろこぶのだ
「ああ まんさくの花が咲いた」と
子供たちはよろこぶのだ


「ああ、まんさくの花が咲いた」
・弁当名:「男のまんさくの花弁当」!!!!!
春は少しずつ、近づいてきている。