女子マネよし
2010年03月23日
最近ドラッカーにはまっているらしい野入富良人さんとのやりとりの中で、
購入を決めた本。
タイトルと表紙にだまされるなかれ、
不覚にも、途中から夢中になり、
むさぼるように読んでしまった。
その度合いは、私の中では、先日の『超訳 ニーチェの言葉』以上である(笑)

なぜ、面白かったのか。
ひとつは、この小説自体が良くできていて、
高校時代の青春とか汗くささとか熱さとか、
そんなものを感じ取れたからである。
(自分の高校時代のことを、ふうっと思いだしたのである)
そしてもうひとつは、
実践的な内容だからである。
ドラッカーの書物はいくつも持っていて、
その言葉に触れる度に「なるほどなぁ」と唸らせるのだが、
私自身はどうもそれを活かしきれないでいた。
それがこの本では、小説という手法を使い、
とある公立高校の野球部を取り上げて、
どのようにドラッカーの「マネジメント」を使っていけばよいかを、
分かりやすく書いてあるのである。
「マネジャーの資質」の項には、本当にどきっとした。
とはいえ、最も大切なことは、
「分かった」だけではなくて、実際に「やる」ことである。
今日中に、まずは「私自身の定義づけ」から、
もう一度ひととおり考えてみる。
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