倒れた大銀杏
2010年03月12日
鎌倉・鶴岡八幡宮の「大銀杏」が倒れたニュースを、
残念に聞いた。

この銀杏は、「隠れ銀杏」とも呼ばれる。
1219年、鎌倉幕府3代将軍・源実朝は、八幡宮本宮で右大臣の拝命を受け石段を下りる際に、
大銀杏の陰に隠れたおいの公暁(くぎょう)に切りつけられ、
樹の基で命を絶ったといわれるためである。
その当時から数えると、1000年近くも生き続けてきたのである。
それが今回の、突然のことである。
私自身は今から約4年前に実際に見ることが出来ていたので、
まだ良かったなぁという感覚もあった。
形あるもの・生あるものは、必ず滅びるのが、世の中の常である。
そのことをきちんとどこか頭の中におくことが出来ていれば、
私の行動も、抱く感情も、きっと変わっていくのだろう。
【おまけ】
コネットさんも、同じようなことを書かれていました。