キング・カズ

2010年03月24日




たまたま家にいて、

たまたま新聞のテレビ欄を開いて、

NHK『プロフェッショナル』を見た。



その偶然のたまたまに、昨夜は感謝した。




秋口まで中断する前の、最後の放送。


登場したのは、カズ(三浦和良選手)だった。












今の若い人は、もう知らないのかもしれないが、


日本にとってサッカー・ワールドカップ出場というのは、

長い間決して当たり前ではなかった。

むしろ、夢のようなものであったと思う。




そのワールドカップへの出場を言い続け、

それを現実的なものにした立役者のひとりは、


間違いなくカズだった。




しかし、カズ自身は、

ドーハの悲劇や、あのフランス大会直前の選手選考で、

結局一度も出場することなく、





歳を重ね、

怪我を抱えながらも、

今もサッカーを続けている。



J2の横浜FCで、レギュラーを勝ち取るために、

今もストイックに、

練習、トレーニング、身体のケアを、続けている。







テレビを見て、思った。




カズは、間違いなくキングだ。

プレイが輝いていた時代があったからだけではない。


逆境でのあり方こそが、キングなのだ。





最も輝いていた頃のことを、

カズ自身は「余興だった」と言った。

あの選考で、

「これからサッカー選手としてどう生きるのか」を問われたのだと言った。





カズは、今も格好いい!!!!!






(動画)







【おまけ】


惜しくも見逃してしまった人は、

再放送で。

4月3日(土) 午前1:40~2:39(金曜日深夜)


もしくは、コチラで。
  


Posted by タイガーあきよし at 13:53日記