キャッチャー木村拓也
2010年04月13日
皆さんの知るところではあるが、
巨人の一軍内野守備走塁コーチの木村拓也さんが、
試合前の練習中にノッカーを務めている際に突然倒れ、
意識を取り戻すことなく、亡くなられた。
そのニュースは、衝撃的だった。
私は巨人ファンで、
『ズムサタ(ズームイン!!サタデ―)』を好んで見ていたので、
木村拓也さんの奥さんや子どもたちとのかけ合いも知っていたし、
引退挨拶の最後の最後に、家族に向かって、
「今まで支えてくれて本当にありがとう。パパは、頑張ったよ!」
と話したことも知っていたので、
木村さんだけでなく、残された家族の皆さんの気持ちも考えると、
何とも言えない気持ちになった。

37歳といえば、学年でいうと私の1コ下である。
誰がこんな結末を考えていただろう。
この世において、
そういうことが起こり得るのだと考えると、
いまこうして生きているということが実は奇跡なのだと、
思えてくる。
日々を感謝して生きていきたいものだと、
思えてくる。
選手時代の木村さんは、
私の中では、
意外なところで仕事もするし、ボーンヘッドもするイメージが強いが、
それでも、夜遅く一宮に向かった車の中のラジオで、
ドキドキしながら聞いたあのシーンは、
とても印象深く残っている。
(動画)
~2009年9月4日対ヤクルト戦(東京ドーム)~
巨人は良いチームになったと感じた瞬間だった。
あの時に聞くことが出来て、良かった。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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